8月14日（土）オープンキャンパスにて、「キングダム」 嬴政役、「おそ松さん」松野一松役、などで幅広く活躍していらっしゃる声優の福山潤さんをお招きしてトークショーが開催されました。

この日は、大阪アニメーションカレッジ専門学校も中継にて参加いたしました。

※開催にあたり、当日はアルコール消毒・マスク着用などの感染防止対策を徹底した上で実施いたしました。

≫オープンキャンパスでの感染防止対策について

まず、午前は在校生のみの特別授業を開催し、声優を目指している学生に様々なアドバイスをいただきました！

学生から福山さんに直接質問をさせていただいたりと、とても貴重な経験をすることができましたね！

「アフレコで場面の読み取り方について」「必殺技を言う時に意識していること」など・・・たくさんの質問にお答えいただきました。

そして高校生向けのトークショーでは、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきましたので、その一部を掲載します。

Q:声優を目指すにあたり、高校生のうちにやっておいた方が良いことはありますか？

福山さん：学生としてちゃんと生活するってことかなと思います。
例えば今から声優になる為にアニメをいっぱい見ますっていうのは、果たして今やるべきことなのかなって考えるとそれって趣味の範囲だと思うんです。勉強するってアニメを見るだけじゃないはずなんですよね。

声優の仕事って人の気持ちを表さなきゃいけない、会話をしなきゃいけない。
なので皆さんが学生のうちにやっておいた方が良いことがあるとしたら、友だちや家族としっかりと遊んでそれを記憶しておいてください。
仲間と自由に遊べる時間って学生の間だけなんですよ。
遊ぶだけではなく学校の授業でちゃんと学んでください。
小中高の学校で習う事は描かれるドラマでとても必要になる事ばかりですから。
なので、遊べるときに遊ぶ、勉強しなきゃいけないときにはちゃんと勉強するっていう、そこのメリハリをつけることを覚えた方が良いかな。

あと学校の授業も超役に立ちます。台本を読むうえで、漢字が読めないと洒落にならないです。

常用漢字がちゃんと読めるかって大きいんですよ。
ちゃんと先生に質問をして、勉強ができるっていうのは学生のうちだけですから、今当たり前にやってることをしっかりとやることが大切ですね。

Q:これから声優、アニメーター、漫画家、イラストレーターなど夢に向かっていくみなさんへメッセージをお願いします。

福山さん：僕は声優として仕事をさせていただいて、二次元のものを皆さんに送り届ける一つの伝達者の役割をしています。
その中で必要な作画をする方々、お話を作る方々、どれだけファンタジーの世界であっても一つのコミュニティを作っていく、そこを読み取っていくっていうのは共通している部分かと思います。

自分や他人の想いを絵で表現する人、自分自身で表現する人、文章で表現する人、様々な形で表現する人がいますが、自分が生きている場所を無視せずに、視野を狭めることなく、色々なものに興味を持ったうえで自分の好きなものに進んでいただけるといいなと思います。
これから色々なことに挑戦して、諦めず前に進んでいただけますと幸いです。本日はありがとうございました。

福山さん、お忙しい中ありがとうございました！

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