6/28(日) 声優:仲村宗悟さんゲストトークショー - アニカレ広場

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来校ゲスト帖

6/28(日) 声優:仲村宗悟さんゲストトークショー

2020年11月27日

 

6月28日(日)オープンキャンパスにて、「アイドルマスター SideM」天道輝役、「厨病激発ボーイ」高嶋智樹役などで、幅広く活躍していらっしゃる声優の仲村宗悟さんをお招きしてトークショーが開催されました。

この日は、大阪アニメーションカレッジ専門学校にご来校いただいた皆さんも中継にて、ご参加いただきました!

 

全てのトークは来校者の胸に残ったことと思いますが、その一部を掲載します。

※開催にあたり、当日はアルコール消毒・マスク着用などの予防対策を徹底した上で実施しました。

≫オープンキャンパスでの感染予防対策について

 

 

司会:アニカレの在校生がbayfmのラジオドラマで共演をさせていただきましたが、アニメとは違ってラジオドラマのような声だけのお芝居だと感覚の違いはありますか?

 

仲村さん:僕はラジオドラマだとなんでもありって思っていて、絵がないからこそ制限がなく出来るものだなと思ってます。
もちろん監督の考えもあるので、その中で自分が持って来たものを思いっ切りアプローチしています。

監督から「この考えは思い付いていなかったけど、面白いからそれにしよう」って言われたら、自分がキャラクターのことを真剣に考えた上での結果なので凄い嬉しいですし、達成感もあります。

ラジオドラマは絵がないからこそ思い切った芝居を出来る現場だなと思っていますね。

 

 

司会:歌のお仕事についてなのですが、アーティストとしての活動とキャラクターソングとで、歌を歌う場合の違いはありますか?

 

仲村さん:自分の曲を歌う場合と、キャラクターソングを歌う場合の違いは明確にあります。

キャラクターソングは僕のものじゃなく、キャラクターを追求する所の延長線上にあるものなので、キャラクターとして歌詞の解釈の仕方だったり、キャラクターのことを考えて歌っています。
対してアーティスト活動の方は、仲村宗悟として歌っているので、僕自身が思っていることや思ってきたこと、こうしていきたいということを、出す場にしていますね。

 

 

また、在校の質問にもお答えいただきました。

在校生:役の感情になることがとても難しいのですが、仲村さんからアドバイスをいただきたいです。

 

仲村さん:僕も最初は難しいと思っていて、例えば笑うシーンでも自分はすごく笑っているつもりなのに、周りからもっと笑ってくださいって言われることもありました。

そこで、改めて録音した音声を聞いてみたら、確かに自分で思っているよりも笑っていなかったんですよね。

そんな感じで、自分で録音したものを何回も聞いて、何回もやって時間をかけてすり合わせていくしかないんですよね。

自分で何回も録音してみて、このくらいのテンションでもまだ足りないんだって自分で気が付いて、じゃあ今度はもっと高いテンションでやってみようと挑戦していくことしかできないなと思うんですよ。

 

あとは、作品によってはなかなか感情移入しにくいキャラクターもいます。そういったときは、想像していくことが大切です。

想像力っていうのは、声優としての一つの武器になっていくものなので出来るだけ色んなことを考えて、色んなことを体験してください。

せっかく声優の学校に通っているのなら、貪欲になんでもやっていけばきっと先々に繋がっていくと思いますよ。

 

そしてトークショーの最後にこれから夢に向かっていく中学生・高校生のみなさんにメッセージをいただきました。

 

仲村さん:この仕事をやる上で気持ちが動かないと何事も身に入らないと思うので、モチベーションは高く持って欲しいです。
この人は上手、この人は下手みたいなことってないんじゃないかって僕は思うんです。

自分の考え方をしっかりと持って一歩一歩進んでいけば、差なんてひっくり返すことは可能なんですよ。

だから自分が本当にやりたい気持ちを常に忘れないで欲しいです。

モチベーション高く僕も仕事を続けていくので、現場でまた会えることをとても楽しみにしているので、その時を心待ちにしています。

 

仲村宗悟さん、お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

今後も定期的にゲストDAYを開催しますので、

是非来校して体感してください。


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