来校ゲスト帖
7/24(日) 声優:鈴村健一さんゲストトークショー
7月24日(日)オープンキャンパスにて、「銀魂」 沖田総悟役、「おそ松さん」イヤミ役、などで幅広く活躍していらっしゃる声優の鈴村健一さんをお招きしてトークショーが開催されました。
※開催にあたり、当日はアルコール消毒・マスク着用などの感染防止対策を徹底した上で実施いたしました。
まず、午前は在校生のみの特別授業を開催し、声優を目指している学生に様々なアドバイスをいただきました。
学生から鈴村さんに直接質問をさせていただいたりと、とても貴重な経験をすることができましたね!
そして午後からの高校生向けのトークショーでも、さまざまな質問にお答えいただきましたので、その一部を掲載します。
Q:声優を目指す上で、高校生のうちに出来ることは何でしょうか。
鈴村さん:色んな経験をすることだと思います。
役者の仕事って武器が2つしかないと思っています、自分の肉体と精神です。
その武器をどうコントロールするかを自分の経験と紐づかせて学ばなくてはいけません。
役者を目指す際、ついセリフだけの練習をしがちなんですけどこれはオススメしません。
自分自身の経験がないままセリフだけの練習をしてしまうと、こういうキャラクターはこういう喋り方っていう固定化されたイメージから卒業出来なくなります。
キャラクターって自分自身の中から突然湧き上がってくるものではありません。
色んな場所に行って、人との会話を経験して、そういったバックボーンがあって初めてセリフというものが生まれてきます。
普段友達とどう話しているのか、友達がどう話しかけてくれたのか、敏感になって覚えておくことが大切になります。
最後に、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきました。
鈴村さん:これから自分の人生で色んな変化があると思います。
目指していく中で見えてくる別の景色、新しい人生が待っていることもあります。
ストイックに声優だけを目指すということは大切ではあるんですが、実は色んな吸収しなければいけないことを阻害してしまう可能性があります。
目指す上で一生懸命にやることは必要ですが、柔軟な頭でそして自由な発想でどんなことでも自分の中で生み出せる感覚を持って学び続けて欲しいと思います。
鈴村さん、お忙しい中ありがとうございました!