来校ゲスト帖
BLACK SHIP株式会社 桑本彰弘さん特別授業
7月5日(月) 「BLACK SHIP株式会社」にて、マネジメントを担当されている桑本彰弘さんにお越しいただき、
声優系コースの1年生、2年生に向けた特別授業が行われました。
「BLACK SHIP株式会社」といえば、声優の立花慎之介さん、福山潤さんが代表を務められていることで有名な声優プロダクションです。
プロダクションのマネージャー目線からの講義という、学生にとって大変貴重な機会となりました。
「業界に求められる人材とは」
「エンターテインメント分野における声優業界の位置づけ」
「声優プロダクションとはどういうところか」
「今、何に力を入れるべきか」 など、
入学したての1年生や、今秋にオーディションを控える2年生にとって
今後のレッスンへの意識が高まる、大変有意義なお話をたくさんして頂きました。
今回はその一部を掲載します。
桑本さん:養成所から新人として入ってきた役者さんの場合、私たちはまずコミュニケーションが取れるかどうかを見ています。
自分をアピールするとか、何でもいいんですけど、会話がきちんとできるかどうかです。
実際の現場では、お芝居の結果もそうですが、人間関係についても重要になってくるからです。
普段からマネージャーや事務所のスタッフにも話しかけられない人が、
現場で音響監督やプロデューサーの方に話しかけられるかなぁって考えたときに、
私は、できないだろうという判断をするんですね。
1本1本のお仕事というのは、私たちにとっても大切なんです。
その1本1本の仕事に誰を入れていくのかは、とても大事な判断になります。
今後皆さんは、現場で全く知らない大人と会話をする可能性が非常に高くなります。
専門学校に居るうちでしたら、先生方とよく会話をして、
どういう風にすれば自分の意思が伝わるか、それに対して先生がどう思っているのか、
多くコミュニケーションを取って練習することも大切にしてください。
今回も直接業界について学ぶことができ、とても貴重な経験をさせていただきました!
桑本さん、お忙しい中ありがとうございました。