アニメ「制作進行職」向けの電話練習 - アニカレ広場

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先生のひとり言

アニメ「制作進行職」向けの電話練習

2021年07月14日

今週末で夏休み!
ということもあって、
先生たちは休み前の『連絡』に抜けがないか戦々恐々の日々を過ごしています。

 

 

さて、大人になったらそんな『連絡』という行動。
それは常に当たり前に身近に存在する物になります。
何をするにも報告・連絡・相談の『報連相』は大事だと叩き込まれます。

 

アニメーション業界ではその『報連相』が特に重要なお仕事として、
各セクションを繋ぐ“制作進行”というものがあります。

 

制作進行職ではとにかく全体のスケジュールの管理能力と、
様々な方と関わるためコミュニケーション能力が必要になります。
お仕事をする相手が常に社内にいるとは限らないため、
制作進行職では『電話』というツールは、
仕事の上で切っても切り離せないコミュニケーションツールです。

 

 

前置きが長くなりましたが、
今日はそんな制作進行職志望の学生たちが行っていた
『電話』
の練習風景をお届けします!

 

 

本校の講師である現役のアニメーターの先生に、
自分が制作進行になりきり、
シチュエーションを決めて原画の依頼をする練習です。

噛んだり、話す内容が飛んだりと、
最初はみんな苦戦していましたが、
数回やるうちにみんな慣れてきました……!

 

 

ちなみに皆さん、電話はした事はありますか?
SNSなどが発達したおかげなのか、
学生の中には家族とも全く電話をした事がない、

という子も結構見受けられました。

 

学校生活でもお休みの時には、

学校に電話連絡が必要なので最低限電話を覚える必要はありますが、
制作進行職では全く会ったことの無い人に依頼の電話をする事もあります。
断言しますが。絶っっっ対に緊張しますよ!!!

 

私も高校生の時に初めてアルバイトをした本屋で、
会った事もないお客様に注文の本が届いたと電話するのに、
ま〜〜〜、緊張しました!

そして数日で慣れました!

結局、練習というのは慣れるためにするものなので、
しっかりと向き合えば数日で慣れちゃいます。

 

 

知らない人に電話をする機会は、

アルバイトでもしないと中々経験が出来ないですが、
学校ではこういった事も練習をしていたりするので、
どんどん練習して業界に入ってから緊張しないように慣れていきましょう〜!

 

 

教務・笠貫

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