来校ゲスト帖
7/27(土) 声優:寺島拓篤さんゲストトークショー
7月27日(土)アニカレ祭 Part1にて、「うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ」一十木音也役、「SERVAMP-サーヴァンプ-」城田真昼役、「アイドルマスター SideM」天ヶ瀬冬馬役 など幅広く活躍していらっしゃる声優の寺島拓篤さんをお招きしてトークショーが開催されました。
全てのトークは来校者の胸に残ったことと思いますが、その一部を掲載します。
司会:演じるキャラクターを知るために、まずはどういったことをしていますか?
寺島さん:まずは台本をちゃんと読むということですかね。
台本に文字で書かれている情報から、自分が演じる役の視界がどう見えているのかをイメージすることが大事なのかなと思っています。
そのキャラクターの生い立ちとか、どういう性格で、どういう特技があって、身長がいくつでということを知るだけじゃなくて、それを踏まえた上でこの瞬間に何を感じて、なんでこのセリフを喋っているのかっていうのを読み解くという意味で、まずは台本をちゃんと読みます。
司会:台本を読みながらキャラクターに近づいていくという感じですか?
寺島さん:そうですね。キャラクターに入っていくという感じです。
例えばセリフが文章で書いてあってビックリマークがついていたら、強く言葉を発するのかな?って思うじゃないですか。
でも、ただ わっ て大きい声を出せばいいだけじゃなくて、ぐっと力を込めるように言うためのビックリマークだったりする場合もあります。
なので、そういう一瞬一瞬このキャラクターはどう生きているのかっていうのを寄り添って考えていくことが大事だと思いますね。
また、トークショー後には在校生と一緒に、生アフレコも披露していただきました!
目の前で聴く寺島さんの演技に、心を打たれた方も多かったのではないでしょうか。
共演させて頂いた学生たちも、とても貴重な経験になりました。
そしてこれから夢に向かっていく来校者のみなさんにメッセージをいただきました。
寺島さん:どんな仕事も誰しもが一人でやっているわけじゃなく、みんなで作り上げているものです。
でも、一人ひとりに責任があって、その責任を果たせなかった人は自分の仕事を失ってしまいます。
声優という仕事は、特にそれがシビアな仕事だと思います。
勉強していないだろうなって人が、自分よりもすごく仕事をしているのを見て、悔しい思いをすることもあります。
とても夢のある仕事ですけれど、そういう悔しい状況が現実になった時に、ちゃんと乗り越えられるような力を身につける覚悟を持つことが必要です。
自分が今、何を大事にすべきかということを踏まえて、これからの生活を頑張っていただきたいなと思います。
あと、学生生活は戻ってこないので、楽しいこととか悲しいこととか、色んなことを見つけてそれぞれの環境で頑張ってください。
最後に、参加者全員と記念撮影をし、この日のゲストトークショーは終了しました。
集合写真はポストカードにして参加者全員にプレゼントします。楽しみにしていてくださいね!
寺島拓篤さん、お忙しい中、ありがとうございました。
今後も定期的にゲストDAYを開催しますので、
是非来校して体感してください。