声優学科ブログ
8/10(日) 声優:諏訪部順一さんゲストトークショーアフターレポート
8月10日(日)オープンキャンパスにて、「呪術廻戦」 両面宿儺役、「テニスの王子様」跡部景吾役、などで幅広く活躍していらっしゃる声優の諏訪部順一さんをお招きしてトークショーが開催されました。
まず、午前は在校生のみの特別授業を開催し、声優を目指している学生に様々なアドバイスをいただきました。
学生から諏訪部さんに直接質問をさせていただいたりと、とても貴重な経験をすることができましたね!
そして午後からの高校生向けトークショーでも、さまざまな質問にお答えいただきましたので、その一部を掲載します。
Q:声優のお仕事で大変なことや、やりがいはどういったことがありますか。
諏訪部さん:演技というものに正解はなく、その評価は個人の好みという曖昧なものが物差し。
同じことをしても、人によって認めてもらえたり、もらえなかったり。
どんな向かい風にも立ち向かえる、しなやかなメンタルは必要だと思います。
表現したものが、作品の中だけではなく、見てくださった方々の心の中にも足跡を残せている……そう感じられた時、頑張ってきて良かったなと思いますね。
生きた証を世に残せる、素敵な仕事だな、と。
アニメや漫画などのエンタテインメントビジネスは、大きな収益をあげている輸出産業でもあります。国際的なビジネスに関わることができるという側面も、実はこの仕事にはあります。
生き残るのが大変な業界ではありますが、挑戦するのであれば、覚悟を決めて頑張って欲しいと思います。
Q:高校生のうちにやっておいた方が良いことは何でしょうか。
諏訪部さん:声優になるために歌やダンスは必要ですか?という質問をいただくことがあります。
絶対に必要というわけではありませんが、プラスのスキルがあった方が活躍できる場は間違いなく広がります。
どんな職業だって、基本的なこと以外に、自分はこんなことができますっていうアピールポイントがあれば有利になりますよね。
高校生として出来る、年齢なりの経験もしながら、まずは何でもチャレンジしてみてください。
最後に、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきました。
諏訪部さん:この業界を目指すのであれば、目的地にたどり着くためのロードマップを考えてみてください。どう進んでいけば夢を現実に出来るのか、より具体的に調べて。
受け身のままぼんやり過ごしていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。習得に時間がかかりそうなことはすぐにでも始めてください。
悔いが残らないよう全力で取り組んで欲しいと思います。頑張ってください!
諏訪部順一さん、お忙しい中ありがとうございました!