先生のひとり言
モデルクロッキー
本校の絵を描く学科の時間割の中でかなりの時間を取っている「デッサン」。
絵を描く基本中の基本の勉強です。
本日そんなデッサンの授業は「モデルクロッキー」。
モデル事務所よりモデルさんをお呼びして、ヌードクロッキーの授業をしました。
クロッキーとは、デッサンの様に時間をかけて制作するものと違い、
5分や10分と言う短い時間の中で、正確にモチーフを捉えて描くものです。
時間が限られている為、全てを細かく描く事ができません。
時間が短ければ短いほどバランスが狂い易く、写実的と言うよりは
描いている人の人間性や感情の様なものが出てきてとても面白いです。
描いている間は皆真剣。短い時間の中で、自分の仕上げたい所までどう持って行くか。
毎回とても良い作品が出来上がります。
卒業年次生に至ってはデッサンはこれで最後の授業。
画像はクラスの友達同士で描いたクロッキー。
こんな風にクロッキーは卒業しても色々なところで出来ますよね。
沢山描いて、どんどん上手になってね!
教務 益子