11月7日(火)株式会社ササユリ代表取締役／アニメーターの舘野仁美さんによる特別授業を行いました。

舘野仁美さんは、スタジオジブリで数多くの作品の動画検査を担当された他、NHK連続テレビ小説『なつぞら』にてアニメーション監修を担当。

そして「ササユリ動画研修所」にて新人アニメーターの講師も務めていらっしゃいます。

今回の特別授業ではアニメーション系コースを対象とした講義を実施していただきました。

舘野さん：絵を描くのはもちろん大切です。けどせっかくなら色々な経験をしてほしいです。興味を持ってやっていることが十年後、二十年後に役に立つことがあります。例えば外国の建物など建築に興味があったり、服飾に興味があったりなど。あとは若いうちだから旅行もいいと思うんですよね。アニメーターって色んなものを描きますよね。木とか水とか、人間だって主役だけじゃなくて周りの人間も魅力的じゃないといけない。その為にも日頃から身近な人の仕草などを観察するのもいいかなと思います。

講義ではアニメーションの基本となる「キャラクターの歩きの動作」について、実例に基づいて解説していただくなど、現場で必要とされるプロの技術を知る機会になりました。

学生にとっては大変参考になったのではないでしょうか。

今回、舘野さんに教えていただいたことを参考にして、どんどん練習していきましょう。

舘野仁美さん、お忙しい中ありがとうございました。