アニカレ・ダイアリー
音響監督の三間雅文さんによる特別授業を実施いたしました。
9月11日(月)音響監督の三間雅文さんによる特別授業を行いました。
三間雅文さんは「ポケットモンスター」「僕のヒーローアカデミア」「進撃の巨人」「頭文字D」「妖怪ウォッチ」など数々のアニメ作品で音響監督を担当されています。
この講義では声優系学科の学生や3年総合アニメーションコースの学生が受講しました。
三間雅文さんには、音響監督の仕事についてのお話しや、事前に募集した在校生からの質問にもお答えいただきました。
Q音響監督から見た声優が心がけるべきことはありますか?
三間さん:毎日のレーダーを大事にしてください。日々色々な人とすれ違い、そしていろいろな会話が耳に入ってくる。毎日のひとつひとつが自分の中のキャラづくりの経験値です。セリフの中での心の動かし方のヒントになります。
Q新人がやってはいけないことはありますか?
三間さん:新人だからこそ失敗してください。新人って一回しかないんですよ。皆さんに新人バッチというのが1年~2年つきます。新人バッチがついていると僕たちは新人さんだからと言うキャパが生まれます。だから失敗していいんですよ。失敗するのが当たり前。ところが失敗しないようにすると、みんな同じ人になってしまうんですよ。失敗しないということが一番になってしまうと個性が死んでしまいます。失敗を恐れずトライしてみてください。
この他にも様々な質問にお答えいただきました。
そして在校生のアフレコにも直接アドバイスをいただきました。
この日参加した在校生は、演じることについてさらに深く掘り下げるきっかけになったと思います。
とても貴重な経験をさせていただきました。
三間雅文さん、お忙しい中ありがとうございました。