来校ゲスト帖
4/15(土) 声優:福山潤さんゲストトークショー
4月15日(土)オープンキャンパスにて、「吸血鬼すぐ死ぬ2」ドラルク 役、「キングダム」嬴政 役などで幅広く活躍していらっしゃる声優の福山潤さんをお招きしてトークショーが開催されました。
※開催にあたり、当日はアルコール消毒・マスク着用などの感染防止対策を徹底した上で実施いたしました。
まず、午前は在校生のみの特別授業を開催し、声優を目指している学生に様々なアドバイスをいただきました。
学生から福山さんに直接質問をさせていただいたりと、とても貴重な経験をすることができましたね!
そして高校生向けのトークショーでも、さまざまな質問にお答えいただきましたので、その一部を掲載します。
Q:演技をする上で、感情の作り方のポイントはありますか。
福山さん:色んなことを試していますが、基本は日常ですね。何気ない日常にものすごいヒントがあるんです。
人に接する自分や、自分と接している人はその時々でどういった気持ちなのかを記憶したり想像して、使えるものを探す。
そこが僕の役作りの基本ですね。
Q:高校生のうちにやっておいた方が良いことはありますか。
福山さん:こう喋ったらこう聞こえるというような、特別なことをやるよりは、誰と何を話してどう心が動いたのか、何を学んだのかを自分で考えることが重要だと思います。
また、学生なら学校の国語はちゃんとやっておきましょう。台本の漢字や言葉の意味をその都度調べていたら本当に大変なので。
最後に、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきました。
福山さん:僕ら声優の仕事は、人の感情を動かして感動を与えていく仕事です。
その感動を与える側の感情が動いていないのに、感動してくださいって都合が良いと思いませんか。
声優の世界は芸事の世界ではありますが、コミュニケーションがとても大切な世界です。
作品内で人を演じる為に、色々な価値観を知っておかなくてはならない。その為に今、色んなことを経験して記憶して欲しいと思います。
福山潤さん、お忙しい中ありがとうございました!