来校ゲスト帖
夏のオープンキャンパス 卒業生ゲスト 声優:高橋信さん
8/12(金)オープンキャンパスにて、「盾の勇者の成り上がり」北村元康 役、ゲーム「GUILTY GEAR -STRIVE-」ハッピーケイオス 役など、幅広く活躍していらっしゃる卒業生声優 高橋信さんをお招きしてトークショーが開催されました。
※開催にあたり、当日はアルコール消毒・マスク着用などの感染防止対策を徹底した上で実施いたしました。
声優のお仕事についてや、学生時代の経験など、将来声優を目指す人にとって参考になるお話しをたくさんして頂きましたので、その一部を掲載します。
Q:アニカレで印象的だった授業はありますか。
高橋さん:舞台の授業ですね。声優の学校に入学して舞台をやると思っていなかったんですよ。
でも舞台の経験ってすごい声の演技に活かせるんですよね。
人との距離感を直接感じながら演じることで、表面的ではなく立体的な演技の勉強になったなと思います。
あと授業ではないんですけど、普段の学校生活も演技に役立っています。
例えば、人混みを「ちょっとすみません!」みたいな感じで通してもらう時の力んだ感じとか、日常の動作がアニメで役立つことがあります。
演じている時に、そういえば自分もこんなことあったなってポイントがあったりするので、日常生活の動作を覚えておくと良いですよ。
Q:役作りの際に意識していることは何でしょうか。
高橋さん:収録の際、音響監督さんによって求められることが全然違うんですよね。
収録をしながらもっとこうしてください、〇〇風にお願いします、みたいなディレクションをいただくこともあります。
事前に想像していたことと真逆なことを言われる場合もあるので、自分の中でキャラクターを固めすぎないことが大事ですね。
なので少し肩の力を抜いてリラックスすることを意識してます。
また、参加者からの質問にも直接お答えいただきました。
Q:モチベーションを維持する為に、何かしていることはありますか。
高橋さん:演技をするのが大好きで楽しいってことがもちろんモチベーションに繋がるんですけど、それ以外に1つ趣味を持っておくと良いと思います。僕の場合はゲームですね。
仕事以外での息抜き、自分の楽しみを持っておいて素の自分でいられる時間っていうのがあると良いですよね。
トークショー後は、参加者のみなさんとのアフレコも実践していただきました。
プロの声優と一緒にアフレコを行えるとても貴重な経験ができたと思います!
高橋信さん、お忙しい中ありがとうございました。