7月28日(水)　アニメ「とらドラ!」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「君の名は。」「天気の子」など数々の作品のキャラクターデザインや作画監督を担当していらっしゃるアニメーター 田中将賀さんをお招きして、アニメーション系コースに向けた特別授業が開催されました。

この日は大阪校も参加し、両校の学生からの質問にお答えいただいた後、課題の添削も行っていただきました。

最後に、就活に向けたポートフォリオを作る際のアドバイスを頂きましたので、その一部を掲載します。

田中さん：皆さんデッサンやクロッキーを描いてポートフォリオに入れてくると思うんですけど、デッサンやクロッキーを何となく描けていても、結局それが自分の絵に反映されていないと意味がないです。

例えば動物デッサンを入れていて自分の絵に猫のキャラクターを描いていたとして、その猫のキャラクターの骨格が変だったりすると、動物デッサンの意味はなんだったんだってなりますよね。

あと隠し事はできません。誤魔化しはきかないので、興味のないものや描けないものはそのまま絵に出ます。
絵から熱意が伝わるとか、こだわってるなってものがあると、考え方として今後上手くなるなっていうのが見えますね。

考えがなくて小手先でそこそこ描いてるくらいだとそれ以上は上手くならないんですよね。
線１本引くのでも、その線の意味だったりを考えながら描いていく、常に考え続けながら描いていく必要があります。

授業終了後も、在校生のポートフォリオに個別でアドバイスをして頂きました。

学生はとても貴重で勉強になる１日でしたね！

田中さん、お忙しい中ありがとうございました。