声優:堀内 賢雄さん在校生用、特別授業  

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来校ゲスト帖

声優:堀内 賢雄さん在校生用、特別授業

2011年10月14日

10月8日(土)に堀内賢雄さんの在校生用特別授業が行われました。
『アンジェリーク』シリーズ 炎の守護聖オスカー役や『NARUTO -ナルト-疾風伝』ペイン役をはじめ、数々の外画の吹き替えで知られる堀内さん。今回はオーディションを間近に控えた声優学科2年生を対象に、特別授業を行っていただきました。


まず、出演回数が、昨年の7月10日昼公演をもって通算100回を越えられた、
ネオロマンス作品でのイベントについて。
「このイベントは最初小さな規模から始まったのですが、今回より次、その次よりまたその次と、少しずつ良いイベントにしていこう、お客様が楽しめるものにしていこうという、スタッフの想いが非常に伝わってくるものでした。我々役者も、その気持ちに答えるべく努力をし、アイディアを共に積み重ねたことが今の素晴らしいイベントにつながっていったものと思います。」

実際、そういう素晴らしいスタッフとの出会いは大切ですね。
「一期一会、だと思います。人生とは色んな人との出会いですし、またその出会いを大切にしなければ未来はありません。今日のイベント、今日の収録、それだけではないんですね。今日、心から演じる。今日、全てを出し切る。それがたとえ大きな仕事ではなくても、その積み重ねはいつか人から認められる。それはどんな職業でも同じだと思います。」

それは若いとかベテランとか、
        関係ないことでしょうか?
「当然です。役者はいくつになっても前進あるのみ。この年でも、監督からだめ出しを食うことがある。この間なんか『英国王のスピーチ』の時も、監督から演技の訂正をいただいた。いつまでも勉強ですし、現場に入れば新人もベテランも全く関係ない。例えば、現場に行って、目の前に憧れの役者さんがいたとします。緊張で体が震えますか?でも、相手はそんなこと、全く眼中にありません。気にしなければいけないことは、そんなことではなく、新人であるあなたに与えられている仕事の意味です。自分の出来る事、今大切なことに全力集中することが大事です。それを続けていけば、必ず周りは見ています。」

『英国王のスピーチ』には、役者に通じることがあるとか。
「ストーリーは作品をご覧になっていただきたいのですが、人を感動させることに共通して言えることは、それは小手先のテクニックではなく、ハートだということ。何を伝えたいかということ。声優なら、心の底から伝えたいことを、役者そのものの心で伝えると言うことの大切さ。改めて教えてくれる作品です。」
※学校長注 私も見ました。 声優を目指す方。お薦めの作品です。

オーディションに向けて、今日のお話は参考にすることがいっぱいありそうです。
さて、学生達の多くは、朗読が苦手です。
アドバイスをいただけると有り難いのですが。
「朗読というと、『暗く読む』とか、『一本調子に読む』とか思われがちですが、朗読こそ、自分劇場を演じればいいと思います。各キャラクターの会話、間合い、そしてどう聞かせるか。それを全て、自分で演出できるのです。自由自在に操る醍醐味、感じて演じればいいと思います。

最後に、司馬遼太郎作、『燃えよ剣』の一説を素読みと、本番の朗読と両方ご披露いただきました。そのあまりの迫力に大粒の涙を流していた学生もおりました。オーディション本番前に、大先輩のお言葉、そしてその圧倒的な演技力に驚きながらも、改めて声優を目指す想いが強まった学生達。今年のオーディションも期待できそうです。ご多忙のところ、貴重なお時間をいただいた堀内賢雄様、本当にありがとうございました。また来年、お待ちしております。
 

学校長 阿部 彰

                                

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