留学生内定者インタビュー - アニカレ広場

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先生のひとり言

留学生内定者インタビュー

2013年11月26日

都内のアニメスタジオに内定いただいた謝迪(シャテキ)さん(アニメーターコース2年)にお聞きしました。

日本留学の目的は?
中国で幼い頃から日本と日本のアニメが好きでした。高校を卒業する頃、アニメーションの仕事は、子どもが興味を持っていたりあこがれていたりしますし、自分自身も好きなことなら頑張れると思い、親にアニメーションを学ぶための日本留学を相談しましたが、その時は反対されました。
そして、上海で貿易関係の仕事や日本語が使える職場で働いている間に、一年半かけて親の理解を得て留学することが出来ました。

謝迪さんイラスト
謝迪さんイラスト

何時頃からどの様な就職活動を行われましたか?
日本で就職することは、入学する前から意識していました。
最初は作画の方に興味があったのですが、あるアニメスタジオを見学させていただいて、黙々と作画をする仕事よりも、日本語が話せる制作進行職を志望するようになりました。人とお話することが好きですし会話が少ない仕事ですと、日本語が下手になってしまいますから。
具体的な就職活動は2年生になってからです。制作進行職の求人先に履歴書や企画書を幾つか送りました。なかなか面接まで進めずに落ち込んだ時期もありました。それでも就職や担任の先生に励ましていただいて、再びやる気を出して活動を続けた結果、都内のアニメスタジオ様から内定をいただきました。

制作進行職についての抱負は?
元々、アニメだけでなくお芝居など、表現を通して人を感動させることがしたかったので、制作進行の経験を積んでから、将来はアニメーションの「演出」を行ってみたいです。制作進行職は主に作画素材に関わるお仕事ですが、一話全体の演出を任せていただいて、スタッフの皆さんと共に面白い作品を創りあげたいです。


現在の授業内容は?
授業では卒業作品「天国行きYes or No !?」の制作を行っています。複数のカットの作画と制作進行として台本作りと声優さんとの打ち合わせを担当しています。
台本作りでは、声優さんに伝わりやすくするために、登場人物の心の動きや舞台背景などを書き込んでいます。自分の考えている演じ方を声優さんに伝えて表現してもらうことは、とても難しい行為です。時には声優さんの演じ方の方が優れていると思う時もありますから、その時は声優さんの演じ方を優先します。そういう経験を通して卒業制作は良い経験になっています。

留学生担当 哘崎

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