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先生のひとり言

留学生インタビュー

2012年03月30日

梁 恬远(リョウテンエン)さんに聞きました ストーリーコミックコース新2年生

Q1、入学してからこの1年で向上したと思うところは?

母国の中国では、手描きでは無くてコンピューターを使って描いていました。コンピューターで描いていると、細かい部分の加工ばかりが気になって、全体的な流れの把握やコマ割りをどうしたらよいか、わからなくなっていたのです。

入学して、手で紙の上に漫画を描き始めると、1ページという紙の範囲での、コマ割りやストーリー展開が見通せるようになりました。紙に手で描くことによって、日本の漫画のような作品が描けるようになりました。

パースの課題
パースの課題

Q2、では入学してから苦心したところは?

手で描いて漫画に仕上げたことが無かったので、その部分は思っていたより難しかったです。コンピューターだと何度でもやり直しができるのですが、手書きではそうは行きません。

鉛筆の下書き原稿を仕上げて行く過程で、例えば、乾く前のインクが流れて原稿を汚したり、スクリーントーンを貼る時に原稿用紙まで切ってしまったりして、仕上がる寸前のものをダメにしてしまったことがあります。

また、インクを使う「ペン入れ」に使う、Gペンも初めて使いました。最初はうまく線が引けなくて苦労しましたが、今はそれにも慣れました。丸ペンの方が使いやすく感じています。

Q3、一番良くできたと思う作品は?

授業の宿題で描いた、ファンタージーゲーム系の表紙のイラストです。自分でイメージしたゲームの世界観にふさわしいようなイラストを水彩絵具を使って描きました。

水彩画らしい表現の、建物や空や影の色合いが気に入っています。人物については、肌や着衣などの細かい部分の質感の表現が、まだ上手く表現できませんでした。水彩画なので着色してしまうと、あとからの修正ができませんから、少し残念に思っています。

作品2

Q4、最新の作品は?

漫画としては、16ページのものを制作しました。16ページという枚数の短編作品を作るという課題の作品です。そのページ数でのストーリー展開を考えて、勇者が魔王と倒すというRPGのような内容のコミカルな作品に仕上げました。漫画を作ることは楽しいです。

16ページ課題

留学生担当 哘崎

 

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