4/20(日) 声優:森久保祥太郎さんゲストトークショーアフターレポート - アニカレ広場

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声優学科ブログ

4/20(日) 声優:森久保祥太郎さんゲストトークショーアフターレポート

2025年05月03日

 

4月20日(日)オープンキャンパスにて、「NARUTO-ナルト-疾風伝」奈良シカマル 役、「メジャー」茂野吾郎 役、「あんさんぶるスターズ!!」遊木真 役などで幅広く活躍していらっしゃる声優の森久保祥太郎さんをお招きしてのトークショーが開催されました。

 

まず、午前は在校生のみの特別授業を開催し、声優を目指している学生にお話をしていただきました。

学生からの質問にお答えいただいたり、演技について直接アドバイスもしていただきました。

森久保さんにお褒めの言葉をいただいた学生もおり、大変貴重な経験となりました!

 

 

また、本校の放送実習の講師で、現在もbayfm『森久保祥太郎の今週わず』にてディレクターを担当されている、楢戸先生にもご参加いただき、森久保さんとのエピソードをお話いただきました。

新入生のみなさんは、森久保さんとご一緒にお仕事をされている楢戸先生の授業も楽しみですね!

 

bayfm「森久保祥太郎の今週わず」 毎週金曜/21:00~22:57 放送中!

 

 

午後からのオープンキャンパスでは、これからアニメーション業界を目指す高校生へ向けたトークショーを開催しましたので、その一部を掲載いたします。

 

Q:声優として特徴のある声を持つにはどうしたら良いでしょうか?

森久保さん:もともと特徴的な声の人だから声優になっているイメージがあるかもしれません。
ただそうではなくて、ちゃんとした発声を学んでいけば、みなさんのオリジナルの声は個性があって魅力的になるんですよ。
声優は声で表現をする職業じゃなくて、お芝居でどう表現をするかっていう職業なんですね。
絵を描く職業の人だって、ただ描いて終わりというわけじゃなくて、絵を通して何を表現したいかだと思います。
色んな経験を通しながら、自分自身の表現方法を身につけていって欲しいですね。

 

Q:表現の幅を広げるためのトレーニングは何かされていますか?

森久保さん:特別なトレーニングはしていなくて、僕は日常のすべてがトレーニングだと思っています。
例えば誰かと何気なく話した会話から、芝居のヒントは得ることができます。
僕はもうそれが癖になっているので、自然と意識して生活をしていますね。どんな小さなことでもキャッチできるようにアンテナを立てておくことが表現に繋がっていくと思います。

 

 

Q:アニメーターの方と関りを持つことはありますか?

森久保さん:現場で直接関わることは残念ながらあまりないので、打ち上げとかでお話を聞いたりはします。
アニメはさまざまな人と作る総合芸術なので、僕ら声優が関わるまでにクリエイターの方々が作り上げてきたものを、大切にしたいという想いがあります。
セリフがなくても表情や場面のカットでこんなにもキャラクターの感情が伝わるのかと感じたこともあります。絵の段階でキャラクターの魂って入っているんですよね。

 

 

最後に、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきました。

森久保さん:みなさんは、これから何者にでもなることができます。
僕は「役者になるために振り切ってやってみよう」という決意が、当時思いもしていなかった扉を開いて、アニメやラジオの仕事に繋がりました。
自分の人生を決めていくのは怖いと思います。でも、決めた瞬間のその一歩だけが人生じゃないんです。

なりたいものになれなかったとしても、それは挫折ではありません。夢に向かっていった先には、いろいろなことが広がっています。

なので、今の時間を大切に自分自身と向き合って進んで欲しいと思います。

 

森久保祥太郎さん、お忙しい中ありがとうございました!

 

 

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