6月4日 和泉守兼定が唸る!! - アニカレ広場

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先生のひとり言

6月4日 和泉守兼定が唸る!!

2017年05月09日

いよいよ来月の4日。お二人の豪華な語り手による、『燃えよ剣』の朗読が開催されます。今回は土方歳三と、愛刀とお雪の物語。そもそも、今回の朗読の企画の発端は、私が土方歳三の生家を訪ねた時の事でした。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、新撰組の中心メンバーは天然理心流の使い手。その、木刀を初めて見せていただきました。その太いこと、そして重いこと。

剣道を体育の授業で習った方や、剣道部経験者の方は木刀というと細身のしなやかなものを思い浮かべると思いますが、私が見たそれは、通常の倍はあろうかという、棍棒のような木刀でした。持たせてもらったところ、ずしりと重い、どころか、振り回せないくらい、とても重い。

これでは打ち合いなど…と思った私の気持ちを見透かしたように、担当の方がこう仰ったのです。『でもそれ、真剣と同じ重さですよ。』…驚きました。こんな重い剣を手足のように操り、和泉守兼定と京を駆け抜けた土方歳三とは、どのような人物だったのか。

見てみたい。心の底からそう思った時、その物語を企画しようと思い立ちました。

学校長 阿部彰

来週に続く

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