来校ゲスト帖
8/18(日) 声優:伊東健人さんゲストトークショーアフターレポート
8月18日(日)オープンキャンパスにて、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」観音坂独歩 役、「推しの子」ゴロー役、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」青柳冬弥 役などで幅広く活躍していらっしゃる声優の伊東健人さんをお招きしてトークショーが開催されました。
この日のMCはアニカレの卒業生でもあり、伊東健人さんと同じく(株)81プロデュース所属の声優 石井未紗さんにご担当いただきました。
声優としてご活躍されているお二人から業界についてのお話や、これから声優を目指す方々に向けたお話をしていただきましたので、その一部を掲載します。
まず、午前は在校生のみの特別授業を開催いたしました。
この日はトークショーと合わせて、在校生が台本を読み、伊東さんと石井さんからアドバイスをいただくという豪華な内容の授業を行いました。
同じ台本でも演じ方の違いや、考え方に合わせて一人ひとり丁寧にアドバイスをいただきました。
在校生のみなさんは、この経験をこれからの授業に活かしていきましょう!
そして午後からの高校生向けトークショーでも、さまざまな質問にお答えいただきました。
石井さん:人前に出てパフォーマンスをするようなお仕事の場合、心持ちは変わりますか?
伊東さん:全然違いますね。声優って役者ではありますが、声の仕事ということで裏方としてのマインドを持っている方もいると思います。
人前に出るような仕事って声優だけではなく、実際にアイドルをやっている方、舞台を主戦場として活動をしている方といった、最初から表舞台で仕事をするマインドの方々と一緒になります。
なので、人前に立つことが苦手だったとしても、そういった仕事の場合は意識を変えていかないとって思いますね。
石井さん:高校生のうちにやっておくべきことはありますか?
伊東さん:みなさんアニメを見たり、マンガを読むといった好きなことは自然と出来ていると思います。それだけじゃなく、好きじゃないこともやってみると良いと思います。
例えば、興味を持ってこなかった作品を見てみるとか、今まで好きじゃなかったコンテンツにもあえて触れておくべきだと思います。
石井さん:そのうちやろうって考えだと、どんどん時間もなくなっていくし、高校生のうちだからこそ時間の掛かることにチャレンジしてみると良いですよね。そして見てみるとハマっていくことも多いと思います。
伊東さん:自分が触れてこなかったものを見ると、今まで思いつかなかったことを与えてくれることがあるので、すごく勉強になります。さまざまな表現方法をインプットしておくのは、声優のみならずクリエイターを目指す人たち全員に必要ですよね。
質問にお答えいただいた後、午前の特別授業と同様に在校生による台本読みの発表を行いました。
また、その場で高校生からも募集し、台本読みにチャレンジしていただきました!
石井さん:自分のセリフだけじゃなく、ちゃんと相手のセリフを聞いて返していて、すごく上手でしたね!
伊東さん:ちゃんと人の話を聞いて演じようとしているのは素晴らしいです。
この場でやるっていう覚悟だったり、楽しんでやっている感じだったり、初々しさも含めてとても良かったです。
最後に、これから夢に向かっていくみなさんにメッセージをいただきました。
伊東さん:本日の話が少しでも進路の参考になれば良いなと思います。僕もこの時間をみなさんと過ごして、与えてもらったものがありますね。
現場でまたお会いできたらこれ以上嬉しいことはありません。楽しみにしています!
伊東健人さん、石井未紗さん、お忙しい中ありがとうございました!