祝「第10回日本国際漫画賞」入賞!シモジマ先生インタビュー  

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先生のひとり言

祝「第10回日本国際漫画賞」入賞!シモジマ先生インタビュー

2017年02月01日

 

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「第10回日本国際漫画賞」で「SECRETS OF THE NINJA(忍者の秘密)」にて入賞された、本校マンガ・イラスト学科のデジタルコミックを担当されている、シモジマ先生にお聞きしました。

 

1、 SECRETS OF THE NINJAの紹介

 

 忍者で有名な服部半蔵の書き残した巻物をベースとした、ナガタサブロウという忍者とその息子の修行のお話です。イギリスの著名な忍者研究 家アントニー・クミンス氏の監修を受け、リアルな武術を使う実物に近い忍者の生活を紹介しました。この親子と息子のライバルとの日々の修行を、120ページほどで描いています。

 アメリカの出版社でグラッフィックノベルという大人向けの読み物として、まず英語版が2015年に発売されました。その後、スペイン語版 やフランス語版も作られています。
 「日本国際漫画賞」へは出版社が行いました。今回、入賞をいただけて大変喜んでいます。

 

2、 ショーン・マイケル・ウィルソン氏との共業について


 海外から日本に帰ってきた頃、漫画制作の仕事をネットで探していました。その時に、イギリス人のショーン氏と知り合いになりました。ショーン氏は歴史ものや古典の名作を脚色するのが得意で、今回の作品を含め、5冊以上彼の作品を漫画化しています。
 直接お会いすることはほとんど無くて、原稿の受け渡しは専らオンラインで行って完成させています。出版に関してはショーン氏が、アメリ カの出版社と話を付けて契約を行いました。

 

3、 CLIP STUDIO PAINTを使う利点と学びのポイント

 手描きの過程を経ずに、ネームからの段階からペンタブレットとクリスタ(CLIP STUDIO PAINTの略称)で制作してゆくので、原稿をスキャンする必要がありません。また、原作者がいる作品では変更がしばしば生じますから、手描きと違って描き換えやページ立ての変更に容易に応じられます。クリスタは世界中で漫画制作ソフトの標準になっていますから、デジタルデータでの受け渡しも簡単です。
 また、フキダシの加工が簡単ですので様々な言語に応じた変形が可能です。モノクロ原稿のカラー化や版型の変更、紙媒体からWeb媒体 への変更など原稿の仕様変更も容易です。デジタルならでは柔軟な加工性がポイントでしょう。

 

4、デジタルコミック制作を志す方へのメッセージ

 デジタルで制作した作品はWeb発信しやすいので、世界中の方々との出会いや作品制作の依頼につながります。また、距離や時間帯を気にせずに共業が可能ですから、東京に住んでいてイギリス人の原作者と共にアメリカで漫画を出版出来ているのも、デジタルツールを使っている利点ですね。

 

シモジマ先生のプロフィール
大学在学中に作家としてのキャリアをスタートさせる。大学院在学中に日本で漫画の仕事を続けることを決意し帰国。
以降、国内・海外・ジャンルを問わず幅広く活動している。
執筆の傍ら、東京アニメーションカレッジ専門学校マンガ・イラスト学科、またセミナーやソフトウェアデモンストレーション等でもデジタルコミックの講師を行っている。

 

留学生担当 哘崎

 

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