来校ゲスト帖
10/29(日) 声優:増田俊樹さん橙美祭スペシャルトークショー
10月29日(日)橙美祭にて、「あんさんぶるスターズ!」朔間零役、「僕のヒーローアカデミア」 切島鋭児郎役などで幅広く活躍していらっしゃる声優の増田俊樹さんをお招きしてトークショーが開催されました。
トークショーでは、増田さんへの質問や、在校生からのお悩み相談コーナー、朗読コーナーなど盛りだくさんの内容となりましたので、その一部を掲載いたします。
まずは、増田さんご自身についての質問や在校生からの質問にお答えいただきました。
MC:増田さんは学生時代はどのように過ごされていましたか。
増田さん:至って普通の学生時代でしたね。部活はテニス部に所属していました。
MC:テニス部の経験は、後の活動に活きていますか。
増田さん:僕のデビュー作品が、ミュージカルテニスの王子様なので、テニスラケットを扱う所作には活きていました。
初めてラケットを握っていたとしたら、まずラケットを扱う上での所作から始めなければいけないと思います。
僕はそこをスキップすることができたので役作り、お芝居に集中する時間に使うことができました。
MC:1つ1つの経験が今に繋がっているんですね。
増田さん:そうですね。
在校生の方は、今日みたいな学園祭でも楽しむだけじゃなく、チャンスをくれる人たちに自分ってこういうことができて、そのチャンスを叶えることができますよっていうのを少しでも感じさせられたのなら、思い描いているものへ近づけると思います。
在校生:座長やリーダーなど、周りを引っ張っていかなければならない立場にいる時に大切なことを教えていただきたいです。
増田さん:これっていうものはなくてケースバイケースですね。
アニメの主役なのか、劇団の座長なのか、現場によっても違うと思うし、年齢やその人のキャラクターにもよると思います。
例えば、自分よりも若手しかいない現場で、焦ってがむしゃらに頑張っていたとしたら、その焦りって若手に伝染しちゃうんですよね。
なので、そういった自分よりも若手が集まる現場であれば、少しでも周りを気にかける行動をすると、現場の雰囲気も良くなると思います。
逆に若手のときから妙にどっしり構えて先輩にアドバイスをしていたらおかしいですよね。若いからこそ目の前のことに一生懸命になって、がむしゃらに頑張っていたら、その頑張っている姿で自然と周りを引っ張っている可能性もあるし、先輩方がフォローしてくれる現場もあります。
作品の空気感に合わせるのか、本番なのか稽古なのか、その時々によって必要な立ち振る舞いを意識して、自分の中で答えを見つけ出してみてください。
続いて、在校生の書いた作品を増田さんに朗読をしていただくという、とても豪華な朗読コーナーを行いました。
今回の橙美祭テーマである「魔法学校」にちなんだ物語をお読みいただき、会場が素敵な空間に包まれました。
そしてまだまだ豪華なコーナーが続き、参加者全員で増田さんとのじゃんけん大会を行いました。勝ち抜いた方には、なんとサインのプレゼント!
お名前を入れて後ほどお渡しをさせていただきました。
最後に、増田さんからこれから夢に向かっていくみなさんへメッセージをいただき、参加者全員での記念写真撮影も行いました。
増田さん:どんな夢だろうと一歩踏み出した人には幸せになって欲しいし、みんなもなりたいって思いますよね。
その幸せになる為の小さなきっかけに僕はなれたら嬉しいと思います。頑張ってください。
増田俊樹さん、お忙しい中ありがとうございました!