植田さんは新海誠監督の『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、数多くの作品に関わっております。
当日はCGアニメーション系コースを対象とした講義を行い、3Dレイアウトとカメラマップの制作工程について詳しく説明していただき、とても勉強になりました。

また、3Dレイアウトは建物と人物以外にも置物・食器などを作ることや、カメラワークのあるカメラマップでは１カットに多くの背景素材を使っていたなど、制作上での工夫や苦労をされたお話をしていただきました。
改めて3Dと2Dを組み合わせて作り上げるアニメーションの面白さと大変さを感じました。

最後に在校生に向けてのメッセージを頂きました。

植田さん：そうですね、もしかしたらゲーム業界を目指す方もいるかもしれないですが、アニメ業界ではこれから3Dレイアウトが重要になってきます。やり方はやっていけば分かることなので、みんなで楽しくアニメを作っていくことが一番大事です。もちろん、スムーズに進まないことも多いですが、でも一緒に作っていく人に悪い人はいないから、ぜひアニメ業界で働いてほしいです。

授業終わりも在校生の様々なご質問にお答えいただきました。
植田祐さん、お忙しい中ありがとうございました。