8/2(日) 声優:立花慎之介さんゲストトークショー  

Home > > > 8/2(日) 声優:立花慎之介さんゲストトークショー

来校ゲスト帖

8/2(日) 声優:立花慎之介さんゲストトークショー

2015年08月25日

20150802f

 

8月2日(日)夏のオープンキャンパスにて、「神様はじめました」 巴衛 役、「メカクシティアクターズ」カノ・鹿野修哉 役でおなじみ、声優の立花慎之介さんをお招きしてトークショーが開催されました。

 

20150802a

 

 

全てのトークは来校者の胸に残ったことと思いますが、その一部を掲載します。
立花さん、今回は本当に有り難うございました。

 

 

 

Q.声優の指導の中で、よく言われることですが、台本に書いて無いことを読み取れとか、
台本の裏側を読み取れとか言われますが、そこを理解するにはどんなことに注意すればいいでしょうか?

 

 

20150802b

 

A.これは難しい話だと思うんですけど、あえて簡単なところで話すとすれば、日常の何気ない会話に気づくということがあると思うんです。たとえば『おはよう』っていう言葉は、日常的に使う場合、無意識にいろんな感情で『おはよう』って言ってると思うんです。

でもこれが小説の場合、「○○は、明るい笑顔で□□に『おはよう』と言った」、って書いてあるから、どんな『おはよう』なのか分かりますよね。
でも、皆さんが仕事をする時に手元に来る台本には『おはよう』としか書いていない。
(注:アニメ、外画、ゲームの台本は『台詞』だけ書いてありますからね。)
アニメーションだとまだ絵柄があるから、笑ってるのか不機嫌なのか分かるから良いんだけれども、ゲームやドラマCDの場合のように、録音する時に『絵』がない場合。
台本にも指示がない場合、その『おはよう』の裏の意味まで理解しないといけないんですね。
どういう表情なのか。どういう感情なのか。前後にどんな出来事があっての『おはよう』なのか。

最初の話に戻ると、普段自分が使っている『おはよう』にしても、機嫌の良い時の『おはよう』だったり、何となくけだるい時の『おはよう』だったり、いろんな感情があるわけですよね。
そんな日常の自分の感情への『気づき』を積み重ねていくと、いざという時の台詞に反映できるんじゃないかと思いますね。

 

20150802c

 

 

まだまだ興味深く、面白いトークはたくさんあったのですが、それは来校した方々だけの秘密!

最後に、参加者全員と記念撮影をし、この日のゲストトークショーは終了しました。立花慎之介さん、お忙しい中、ありがとうございました。

20150802d

 

なお、当日の午前中は恒例の在校生向け特別授業!
いつか現場で出会う後輩達に先輩の立花さんから熱いメッセージを頂き、声優や演技について多くを学ぶことができました。

20150802e

今後も定期的にゲストDAYを開催しますので、
是非来校して体感してください。

 

 

アニカレのことを
もっと詳しく知ろう!

オープンキャンパス 資料請求