先生のひとり言
私達は…
つい先ほど、今年の声優学科の全ての公演が終了いたしました。
1/31以降、ご来場頂いた全てのお客様、
保護者の皆様に感謝申し上げます。
1年生も2年生も、みんな頑張りましたね。
終わった後の笑顔や涙が、この1年間あるいは2年間の皆さんの財産でもあり、
また、時には苦しんだ思い出の結晶だと思います。
では、何故人は、人前で舞台に立ち、何かを表現しようとするのでしょう?
つい先日の『4月は君の嘘』に使われていた台詞が凄く良い台詞でしたので、ここに引用します。
『その先にね、チャラになる瞬間がある。悩んで、喚いて、苦しんで、
もがき続けた数うヶ月。何もかも報われる瞬間がある。
『私達』は、その「瞬間」にとりつかれた、どうしようもない生き物なのかもしれないねぇ。』
番組はクラシックのピアニストの話ですが、『私達』と根本は同じ。表現者です。
今日、全ての公演を終えた1年生と2年生の声優学科の全ての表現者に幸あれと祈ります。
学校長 阿部 彰