来校ゲスト帖
1/12(日) 声優:福山潤さんゲストトークショー
1月12日(日)冬のオープンキャンパスにて、「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。」小雪芹役、「おそ松さん」松野一松役、「七つの大罪」キング役などで、幅広く活躍していらっしゃる声優の福山潤さんをお招きしてトークショーが開催されました。
また、午前は在校生へ福山さんによる特別授業が行われました。
福山さんの目の前でアフレコを行い、一人ひとり丁寧に直接指導をいただいた学生たち。
とても貴重な体験が出来ました。
そして午後からは、中学生・高校生に向けたトークショーが開催されました。
全てのトークは来校者の胸に残ったことと思いますが、その一部を掲載します。
司会:どういったことに気を付けながら、自分の中でキャラクターを作り上げていきますか?
福山さん:キャラクターの体格とか、大きさとか、デザインを見て、どういったものが適しているかっていうくらいは考えますが、「こういう声でいこう」とは、いきなり決めて考えないです。声色を決めていくのは、設定をちゃんと読んでどういう人物なのかを考えてからですね。
例えば常に口角が上がっているようなキャラクターであれば、常に口角が上がっているような音が出続けていると考え、演技ができる範囲で口角を上げながら演じる場合もあります。
司会:高校生のうちにやっておいた方が良いことはありますか?
福山さん:声を変えるとか、映像に声を合わせることを必死に覚えるよりも、今自分の生活の中で勉強すべきことがいっぱいあると思うんです。
例えば、仲の良い人との会話のテンポを覚えておくと、親しい人との言葉の交わし方、自分が気を抜いている時に自分はどう動いているのかっていう事の表現に繋がります。
それと、一番重要なことは国語だと思います。声優は国語が一番の武器ですから。
なので、よく遊び、よく学びっていう単純なものをしっかりと意識を持ってやって貰えればと思います。
また、この日はなんと午前の特別授業にて指導いただいた学生たちと生アフレコも披露していただきました!
目の前で聴く福山さんの演技に、心を打たれた方も多かったのではないでしょうか。
共演させて頂いた学生たちも、とても貴重な経験になりました。
そしてトークショーの最後にこれから夢に向かっていく中学生・高校生のみなさんにメッセージをいただきました。
福山さん:目標の所にいく為には、それぞれ乗り越えなきゃいけないことがあると思います。
どの仕事でも目標に進んでいく為に努力をすることは、ごくごく当たり前です。努力=辛いって印象はあると思うんですが、それは決して辛いことではなくて、目標に進んでいくってことは楽しいんだっていうことを根本に持っていた方が良いと思います。
声優になりたい、アニメーターになりたい、漫画家になりたい、いわゆるエンターテイメントを作るカテゴリーにおいて共通するのは、人の気持ちを描くことだと思います。
その為に自分が感動して、楽しんで、悔しがって喜怒哀楽を色々感じながら、夢に向かって環境を大切にしながら、抗いながら前に進んでいっていただけたら幸いです。
最後に、参加者全員と記念撮影をし、この日のゲストトークショーは終了しました。
福山さん、お忙しい中、ありがとうございました。
集合写真はポストカードにして参加者全員にプレゼントします。楽しみにしていてくださいね!
今後も定期的にゲストDAYを開催しますので、
是非来校して体感してください。