平成25年度入学式典 学校長式辞  

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学校長のコトバ

平成25年度入学式典 学校長式辞

2013年04月04日

この度はご入学おめでとうございます。
先日の私の式辞をUPいたしました。
本当に大切な毎日がスタートします。共に頑張って参りましょう。

〜学校長式辞〜
新入生のみなさん、本日はご入学誠におめでとうございます。
そして保護者の皆様方。本日はご多忙にも関わりませず、多数ご来場いただき、誠にありがとうございます。
また、ご来賓の皆様方。本校入学生の晴れの日にお集まりいただき、感謝の念に堪えません。心より御礼申し上げます。

さて、新入生の皆さん。今日の式典の最初に、在校生声優学科の代表が、皆さんを迎える言葉を、温かいメッセージとして伝えてくれました。
どのように感じられましたか?

さすが先輩だな、と思われたでしょうか?私なんか、できっこないと?それとも私ならもっと上手くできると…思いますか?
そう、そんな風に、これからは目の前に起こる様々な出来事に対して、敏感に、素直に反応して欲しいのです。

今日の入学式は、ただの式典ではなく、皆さんの将来を決定づける、この二年間、あるいは三年間の、記念すべきスタートの日でもあるのです。

我々職員は色んなものを皆さんに提供します。そのすべてにみずみずしい皆さんの感性で反応し、大いに化学変化を起こし、のびのびと成長して下さることを心から、望みます。

先ほどのメッセージを届けた在校生も、一年前はまっさらの状態で入学しています。どうか、良き先輩を目標に努力を続けて下さい。

また、本日の司会をお願いした箸本のぞみさんをはじめ、
皆さんが普段何気なく見ているマンガ、アニメーションにも多くの卒業生達が関わってくれています。

そして大阪のグループ校からも、多くの先輩が業界に巣立っています。

本日はそのグループ校の校長先生にも、皆さんのご入学をお祝いするべく、お越しいただいております。

まずは大阪アニメーションカレッジ専門学校、校長、
井原延治先生、お願いいたします。
  (井原先生 一礼)

続いて、キャットミュージックカレッジ専門学校、校長、
美根宏史先生、お願いいたします。
  (美根先生 一礼)

本校は、この二校を含むキャットグループの一員です。
キャットグループからは玉置成実をはじめ多くのアーティスト、タレント、俳優を生み出しています。

そのエネルギーを皆さんにも感じ取って欲しいと思います。

そして今日からプロフェッショナルになるための学習を始める皆さんへ。
プロとアマチュアの差は何でしょうか?
この単純で、そして奥深い質問に、先日本校で特別授業を行ってくれた朴ろ美さんが答えてくれました。

アマチュアとは?…ちょうどこれからの皆さんのように、同じ目標を目指す仲間達と大いに語り合い、共に切磋琢磨できること。そして逆にプロとは?…たった一人で現場に立ち向かう人のこと…だそうです。

朴さんらしい、単純明快な回答だと思いました。朴さんの仰るように、この二年間あるいは三年間は、今までの学生生活と違い、本当に同じ道を目指す者同士、本当の切磋琢磨ができる期間だと思います。

どうか、沢山のことを学んで下さい。沢山の仲間を造って下さい。思い悩み、傷つくことで本当の自分を知って下さい。本当の自分を知ったら、是非、人を愛して下さい。

人を愛せる人は、人に優しい人です。その人に優しい人が、本当に人を感動させることの出来る物語を紡ぐ事の出来る人だと思います。

プロになったら…ここを巣立ったら、確かに一人かも知れません。誰も助けてくれないかも知れません。でも、朴さんはこうも言っていました。アマチュアの時の素晴らしい仲間達と同じ道を歩むことが、何よりの支えとなるでしょうと。

私たちと共に歩むこの二年間。あるいは三年間が、どうか、そのような素晴らしい期間となることを願っています。

そしてもう一つ。人に優しいだけでなく、自分に厳しく…そう務めていれば、必ず色んな人が皆さんを助けてくれることと思います。又、皆さん自身も、人を助けることが出来るはずです。その上で、決して皆さんが個々に抱いた夢を…忘れないで下さい。人に優しく、自分に厳しく、そして自らの夢を決してあきらめない。これは今までに私がこの業界で出会い、助けていただいたすべての人に共通しています。どうか、このことをしっかりと胸に刻んで下さい。

今や日本のアニメーション作品は世界中で愛され、皆さんが関わるマンガやアニメ作品は世界中で読まれ、愛されることでしょう。

その可能性は無限大と言えると思います。そしてその礎を気付かれたのは、本日お越しいただいているご来賓の方々をはじめ、数多くの業界の先輩方なのです。

皆さんの未来は、この素晴らしい皆さんによって、大きな架け橋が渡されています。どうか、後に続く皆さんは、偉大なる先輩達の大いなる存在を決して忘れないで下さい。

来週から授業が始まります。どうか、精一杯学んで下さい。また、精一杯、友と有意義な時を過ごして下さい。

二年後、あるいは三年後。皆さんと栄えある喜びの日を迎えることを誓いまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。

本日はご入学、誠におめでとうございます。

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