学校長のコトバ
本校の面接の採点は、マイナス方式ではありません。
5月27日。AO説明会で、本校独自のBSS推薦に必要な面接についての、ご説明の時に申し上げた言葉です。
本校のBSS推薦を受けるには、私、学校長との面接が必須となります。面接は苦手な方や、どのように話しのまとを絞ればいいのか、皆さん共通の疑問点に応えた中で、一番最後に申し上げたのが冒頭の言葉です。
大学や高等学校の受験は100点満点です。そして、何問正解したか、逆に言えば何問間違えたかで勝敗が決します。
でも、本校の面接は違います。何が出来たか、何が出来なかったかではなく、今、何を目指そうとしているのか。今日、私に何を伝えようとするのか。
例えば、挨拶の仕方を間違えたとか、敬語の使い方を失敗したとか、そんなことは些末なことでしかありません。
もっと大切なことは、貴方の気持ちです。何を考え、何を目指そうとしているのか。そのことに、模範解答もなければ、お手本もありません。貴方自身の飾らない言葉で、正直に応えて下さい。少し上手く話せなかったからと言って、今回の面接では気にする必要はありません。最初にも申し上げたように、本校の面接減点制ではないのですから。
そしてそれは入学後も同じ。できないなら、できるようになればいい。一つ一つ、積み上げていく。そうすれば、減点などしなくても良いでしょう?
もとより、人の人生において減点など、ましてや点数など、つけようもないではないですか。
今週末もAO説明会、予定しています。ご質問したいこと、どんなことでもぶつけに来て下さい
学校長 阿部 彰