先生のひとり言
留学生インタビュー ポストカードコンペで優秀賞に選出されました。
総合学科アニメプロデュースコース1年、陳 勇威(チンユウイ)さんに聞きました。
1、 今回の作品の狙いはどこですか
10月のポストカードとして、ハロウィーンをテーマに創作しました。おだやかで微笑ましくしい感じにしたかったので、色調はピンク系で統一しました。
いつもイラストでは、目に表情が出せるように意識して描いています。このイラストでも、まず目の部分がパッチリと大きくなるような構図を考えました。目の表情はよく出せたと思います。
ポストカード用のイラストなので、背景もハロウィーンをイメージして書き込みました。
2、 日本に来るまでイラストやアニメの勉強はしていましたか?
私は中国の佛山市出身ですが、大学では機械設計系の勉強をしていたので、イラストの教育を受けたことはありません。日本のアニメやマンガが好きで、趣味で書いていた程度です。
最近は目や顔の部分描けるようになったと思いますが、指を描くことは難しいです。人体の仕組みをちゃんと理解して、リアルな人体を描けるようになりたいです。
3、 留学したいと思ったきっかけは?
機械設計を学びましたが、実は絵に関連した仕事をしてみたかったのです。中国ではそのような仕事は少ないですし、日本的なイラストを書くことが好きだったので、アニメーションを学んで日本で就職できればと留学しました。
卒業後は、日本のアニメスタジオに就職したいです。そして経験を積んで作画監督やキャラクターデザイン担当になれればと思っています。おだやかな感じの日常生活を表現できるようなアニメ作品を作り出したいです。
作品は現在、校舎入り口に掲示しています。
留学生担当 哘崎