来校ゲスト帖
8/4(木)夏のアニカレ祭 ゲストトークショー(声優:関俊彦さん・朴璐美さん)
8月4日(木)、東京アニメーションカレッジ専門学校の夏の一大イベント『夏のアニカレ祭』が開催されました。司会進行は、声優学科卒業生でテレビなどでも活躍中のサヘル・ローズさんが務めました。
今年のゲストは『仮面ライダー電王』(モモタロス役)や『機動戦士ガンダムSEED』(ラウ・ル・クルーゼ役)でお馴染みの関俊彦さんと『鋼の錬金術師』(エドワード・エルリック役)、『戦国BASARA』(上杉謙信役)などで活躍されている朴ろ美さん。お二人の登場に会場は大きな歓声に包まれました。お二人には、仕事に対する心がけや声優にとって大切なことなど貴重なお話をしていただきました。
参加者の高校生からの「今なにをすべきですか?」という質問に、関さんは
「これから演技者として頑張っていくためにも下地となる体力作りをしておきましょう。また役者•声優の世界も社会には変わりないので、たくさんの大人がいます。その人たちとコミュニケーションを取れる能力も身につけたほうがいい」と語ってくださいました。
また朴さんからは
「たくさん勉強していろいろな経験をしたほうがいいですね。点数を取るための勉強ではなくて、学ぶ楽しさを知ってほしいです。あらゆることに敏感になって、ドキドキするような夏休みを過ごしてください」とエールをいただきました。
自分の想いをぶつけることが大切
朴さんさんのように少年の声を出すにはどうしたらいいのですか?という質問には、
「少年ってものすごく真っ直ぐなんです。それは悪役も同じ。みんな純粋なんですね。そういう役をやるときは、自分の真っ直ぐなところを合わせるようにします。それは音や声をどうするかというよりは、相手に届くことを考えてみましょう。自分の想いをぶつけるのが大事です」とアドバイスをいただきました。
また関さんのようにいろいろな声を出すには何が必要ですか?という質問には、
「まずは地道な基礎練習を続けてきたことが今に影響していると思います。でも一番大切なのは、やはり声で芝居をするのではなくて、心で芝居をすることだというのを忘れないようにしましょう」と熱い言葉をいただきました。
最後にゲストのお二人と参加者のみなさんで記念撮影を行いました。関さん、朴さんありがとうございました。