先生のひとり言
留学生内定者インタビュー
都内アニメスタジオに内定をいただいた、アニメーション学科アニメーターコース2年葛揚(カツヨウ)君にお聞きしました。
Q1.いつごろから就職活動をはじめましたか?
今年の5月頃から求人票を見たり、学校で行われた会社説明会に参加し始めました。履歴書とポートフォリオ(作品集)を作って、募集締切の早いスタジオにそれらを送りましたが、残念ながら面接試験までは進めませんでした。その頃は、就職できるかどうか自信が無い上に、日本語のコミュニケエーションにも心配がありました。
Q2.活動をして行く上で心がけたことは?
ポートフォリオは提出会社ごとに内容を変えました。出願するスタジオではどのような作品を作っているかを調べて、その会社に関心を持ってもらえるようなイラストを加えました。また内容を見直して気に入らない作品は書き直しをしたり、クロッキー(速写画)の量が足りないと反省して、モデルさんがいない時は写真を見て早く正確に描くようにしました。
Q3.具体的な就職活動の内容は?
採用されたスタジオは、最初は学校で求人票を見て、次にネットでその会社の概要と作品を調べました。面接に呼ばれた時は、留学理由や好きな作品、志望動機などを訊かれました。事前に就職指導の先生と模擬面接を行っていたので、きちんと答えられたものの緊張しました。
一週間ほどで合格の連絡が来た時はすごく嬉しかったです。
Q4.今後の目標は?
もっと作画技術に磨きをかけて、早く原画が描けるようになりたいです。自分の手で映像になるような作画をして、それが放送されることが一つの目標です。そして将来は、日本の侍が刀アクションで活躍するようなオリジナル作品を産み出したいです。
留学生担当 哘崎