3月16日（日）春のオープンキャンパスにて、「鬼灯の冷徹」 唐瓜 役、「弱虫ペダル」 東堂尽八 役、そして「天元突破グレンラガン」 シモン役でおなじみの声優、柿原徹也さんをお招きしてトークショーが開催されました。

 全てのトークは来校者の胸に残ったことと思いますが、その一部を掲載します。

柿原さん、今回は本当に有り難うございました。

Ｑ、柿原さんが新人声優に求めるのは何ですか？
(在校生の質問より)

Ａ、こういう質問が出来る子を、求めてますね。
自分には何が足りていて、何が足りないか。
どういう事を自分に求められているのか。
この業界の入り口に立つときに、そういうビジョンを描ける事が、
一番大切だと思います。

「この役者さんが好きでこういうお芝居が好きだから、
それを根底に持って芝居をしてみよう」という様に、最初は物真似からでいいと思います。
物真似の上に自分のオリジナルを培っていければより良いですね。
この質問をした人は、自分に何が要求されるのかを聞こうとしているし、
察知しようとしています。
何より、既に自分が声優になった前提で聞いてきているので、
それだけビジョンがハッキリしているということですよね。

それってとても大切な事で、『声優になれるかな、なれないかな？』ではなく、『声優になったら、どんな新人であれば良いんだろう』っていう具体的な考え方を持つ子は、伸びるし、絶対に成長するから、そこを大切にして欲しいなって思います。

僕の時代とみんなの時代は違っても、声優になりたいって思う気持ちは同じです。
僕も放課後、ライバル達と今日の授業の反省をしたり、ディスカッションしたりしました。それが楽しくて、毎日でも平気でしたね。
専門学校に通う貴重な時間をどう使うか、今一番伸びるときだからこそ、大切にして欲しいですね。

最後に、参加者全員と記念撮影をし、この日のゲストトークショーは終了しました。集合写真はポストカードにして参加者全員にプレゼントします。楽しみにしていてくださいね！柿原徹也さん、お忙しい中、ありがとうございました。

なお、当日の午前中は恒例の在校生向け特別授業！

いつか現場で出会う後輩達に大先輩の柿原さんから熱いメッセージを頂き、声優や演技について多くを学ぶことができました。

今後も定期的にゲストＤＡＹを開催しますので、
是非来校して体感してください。