今回は第一次エントリーにAO、BSS推薦でエントリーしてくれた皆さんのコトバの中から選びました。
『何故、この学校に決めたの？』私の何気ない質問に答えてくれたコトバです。
『とっても雰囲気が良かった』『先生達がとても丁寧だった』『先輩がとても温かく挨拶してくれた。』そうそう、こんなのもありました。
『とても優しそうな先輩ばかりだけど、「やる時はやるよ」みたいなオーラも感じて、それが心地よかったです』
嬉しいですねぇ。感激して泣いちゃう先輩もいるんじゃないのかな？
彼ら曰く、他の学校はピリピリしていて、自分以外はみんなライバル、敵だっていうイメージだそうです。もちろん、コトバそのままではなく、彼らにはそう『見える』のでしょうね。
反面教師であることは重々知りつつ、でも、『温かい学校』だと感じていただいた事は、何より嬉しいことですし、いつも我々職員が意識していることです。
『みなさん、いい仲間なのだと思いました。』そう言ってくれた高校生もいらっしゃいました。そうです。この業界は、確かに厳しいかも知れませんが、人の脚を引っ張り合うような、殺伐とした世界ではありません。
強く、そして優しい仲間達が、歯を食いしばって素晴らしい作品を送り出しているところ…それがこの業界だと思います。
だから、本校の中ではみんな仲良く、楽しく学習してくれれば良いと思います。その楽しい思いを人に伝えていくこと…それが素晴らしい作品作りに伝わっていくと思います。見学に行っても誰も挨拶してくれない学校もあるそうです。100人入学したら、1人だけデビューすればいい..そう高校生が感じてしまうようなところもあるそうです。でも、あえて申し上げます｡学校案内でも、オープンキャンパスでも、私が繰り返し伝えていることです。
本校は100人入学したら全員を業界に送るための努力を惜しまない学校です。そして、この業界に行くために必要なのは『運』でも『才能』でも『チャンス』でもなく、誰よりも絵を描くことが好き、演じることが好き..それが一番なのです。
おそらく、これを描いている時、第一エントリーに出してくれた多くの方の手元にBSS推薦書が届いていると思います。

共に学びましょう。私たちは皆さんがここの一員になることを、楽しみに待っています。

学校長　阿部　彰