アニメ、コミック、声優の専門学校

東京アニメーションカレッジ専門学校
来校ゲスト帖 オープンカレッジや特別授業でさまざまなゲストが来校しています。

2009年の記事

ゲストトークショー 9/5(Sat)
■声優 後藤邑子さん

0905_title.jpg9月5日(日)のゲストDAYは、声優として活躍中の後藤邑子さんにお越しいただきました。後藤さんは人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(朝比奈みくる役)ほか、『S・A〜スペシャル・エー〜』(華園光役)、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(アーニャ・アールストレイム役)など、さまざまな作品に出演されています。

■作品の世界観を味わう
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まずは、気になる『涼宮ハルヒの憂鬱(以下、ハルヒ)』の話題から。『ハルヒ』といえば、今年4月より新作を加えたシリーズが発表され、アニメの口コミランキングなどでベスト3入りをするほど人気の作品。『ハルヒ』の現場について伺うと、「主要な登場人物が決まっているので、小さな家族のような感じです。最年少の平野綾ちゃん(涼宮ハルヒ役)が一番しっかりしているかも(笑)」と出演者とのアットホームな雰囲気を語ってくれました。

後藤さんは、現場で「作品の世界に熱中すること」をとても大切にしているそう。
「自分の台詞ばかりに気を取られていると、作品の世界観を味わえなくなってしまう。自分はその世界の一部だと感じることが、シーンに合う演技につながると思います。例えば、のんびりした家族のシーンなのに、一人だけすごく気合いの入った声を出すのって・・・なんだかおかしいでしょ?(笑)」


■辛い時は落ち込もう!
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在校生の高木さん(ステージ左)の「辛い壁に当たった時、どうやって乗り越えていますか?」という質問には、「必ずしも壁を乗り越えられるわけではないですよね。そんな時、『本当はこれがやりたかったわけじゃない』とか、言い訳をして逃げないこと。努力した結果乗り越えられなかった、という記憶もとても大切だと思う」と後藤さん。



「皆さんに言えるのは、『好きなだけ、落ち込むのもいいよ』ということ。落ち込むことだって大事です。自分が精一杯努力したのであれば、そのことを認めてあげて」とアドバイス。後藤さんの温かな言葉に、会場の中高生たちも励まされたのではないでしょうか。

0905_guest.jpg後藤さんと参加者の皆さんとで集合写真を撮影してトークショーは終了しました。集合写真はハガキにして参加者全員にプレゼントします。後藤さん、貴重なお時間ありがとうございました!

ゲスト対談 イラストレーター:カズキヨネさん

■対談:キャラクターを描く上で大切なこととは

dialogue_guest.jpg 9月20日の特別授業の後、コミック学科担当の田中先生とカズキヨネさんに、キャラクターを描くことについてお話しいただきました。

田中先生:こういうキャラクターが描きたい、と思っても技術が追いつかないことってあると思うんですが、カズキさんにもそういう時期はありましたか?

カズキさん:ありましたね。絵を描く技術が上がる過程で、自分の中での「よく描けた」というレベルも変わっていきますよね。「傑作だ!」と思って描き上げたこともあれば、どう直せばいいかは分からないけど「ちょっと変だな」という感覚が残ることもありました。どんな作品も数年経って見ると「なんだろう、この下手な絵は」って思いますね(笑)。

田中先生:学生の話を聞いていると、やっぱり少し前に描いた絵がすごく下手に感じたりする子が多いですね。カズキさんのようにプロとして仕事をしていてもそう感じることがあるんですか。

カズキさん:ありますよ!「もうその絵は出さないでください!」って心の中で叫んでいるものもいっぱいあります。

田中先生:まだまだ成長しているからそう思える、ということですね。

カズキさん:そうですね。ただ、今回の『薄桜鬼』もそうですが、ゲームなどは完成までに何年もかかります。そうすると、最初と最後で絵が変わってきたりするので、絵のテイストを一定に保つのが難しいですね。

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田中先生:それを保つのに、何かしていることはありますか?

カズキさん:そのために今ちょうど、PSPの『薄桜鬼』を息抜きも兼ねてプレイしています。実際にゲームをしている人の気持ちとリンクしないと、キャラクターが別人になってしまうこともありますから。『薄桜鬼』の世界をきちんと最初から最後まで把握して描くと、自然とそのキャラクターの表情になってくれるんですよ。

田中先生:なるほど。キャラクターを描くのが好きっていう学生はたくさんいますね。でも、今の話を聞いていると、ビジュアルだけじゃなくそのキャラクターの生き様というか、人間性や内面を理解して描くようにしている感じがしますね。

カズキさん:そうですね。まずそのあたりをつかめないと、自分の中でキャラクターが人形になってしまうんです。仕草や表情も自然に出せないですし、ただ格好よく構えているだけになってしまうので。

田中先生:よく学校長が、声優学科の人たちに説明する際「技術・テクニックではなく、いかにそのキャラクター自身に自分をシンクロさせるか」という話をするんですが、絵の場合もやはりキャラクターに気持ちをシンクロさせて描くことが大事なのでしょうか。

カズキさん:私は大事だと思っていますね。表面的な設定、例えば「インテリ系」とか「体育会系」というのを理解して描くのは簡単じゃないですか。仕草や表情をより人間らしく描き出すには、やっぱりキャラクターの内面を知る必要があるんじゃないかな、と思います。

田中先生:今日は貴重なお話をありがとうございました。

特別ゲスト イラストレーター:カズキヨネさん

090920_main.jpg9月20日(日)の体験授業では、『緋色の欠片』シリーズや『薄桜鬼〜新撰組奇譚〜』など、イラストレーター・原画家として活躍中のカズキヨネさんを特別ゲストにお迎えしました。『薄桜鬼』といえば、原画集やファンディスク『薄桜鬼 随想録』(PSPソフト)が今年8月に発売されたばかり。この日は、そんな『薄桜鬼』のイラストがどのように描かれたのか、その工程をスクリーンに映して実演していただきました。

■『薄桜鬼』の世界が目の前に!大画面での特別授業

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まずスクリーンに映し出されたのは『薄桜鬼 原画集』の表紙イラスト。その美しさに会場からは歓声が! 授業では、構図から下書き、線画、色付け、と完成までの手順を実際に画面で見せていただきました。衣装の描き方や質感を出すためのテクニックもレクチャーしていただき、貴重なお話を逃すまいと会場にはメモを取る中高生の姿もありました。

「絵の仕事をしていて良かったことは?」という司会の田中先生からの質問には、「やっぱり大好きな絵を描いて生活できる、ということですね」とのこと。さらに「自分の絵をより多くの人に見ていただけるようになったことが、とても嬉しいです」と笑顔で語ってくださいました。 授業後の質問タイムでは、憧れのカズキさんに直接質問できるとあって会場はちょっと高揚気味。イラストに関することから仕事全般についてまで、さまざまな質問が飛び出しました。


表紙イラストができるまで。その一部をお見せします!
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中高生からの質問にもひとつずつ丁寧に答えてくださったカズキヨネさん。集まった中高生にとって、貴重な一日になったと思います。お忙しいところ本当にありがとうございました。

ゲストトークショー 8/9(Sun)
■声優 斎賀みつきさん

0809_title.jpg8月9日(日)のゲストDAYは、『もやしもん』(結城蛍役)、『天元突破グレンラガン』(ロシウ・アダイ役)、『隠の王』(宵風役)、そして、『07-GHOST』(テイト=クライン役)などで声優として活躍中の、斎賀みつきさんにお越しいただきました。この日は夏休みということもあって、北は青森、南はなんと沖縄まで、全国からたくさんの中高生たちが会場に集まりました。

■「オリジナルになる」ということ
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『07-GHOST』のテイト=クライン役をはじめ、男性役も数多くこなす斎賀さん。声優志望の中高生の中には「斎賀さんのような格好いい男性役をやりたい!」と思う人も多いよう。まずは男性役を演じるにあたり、どのようなことに気をつけていらっしゃるのかお聞きしました。
「私たちの仕事は、性別以前に"一人の人間を演じる"こと。なので、男性役だからどうするとか、男性になりきるとか、そういうことではないですね。男性役をやりたい、という人もいるでしょうが、まずは自分の本当の声を知ってください。人によって、自分が輝いて演技できるキャラクターというのは違うものです。自分が出しやすくて、かつ最も響く声こそが、その人の一番魅力的な声。誰かの真似をするのではなく、自分自身がオリジナルになることを目指してほしいですね」

「声優になりたい」という想いや、憧れの斎賀さんを目の前にしたうれしさで、トークショー前半は緊張してしまう中高生が続出。そんな中、話は最近はまっているというゲームや現場での面白エピソードへ。会場からは笑い声が絶えず、中高生たちもすっかりリラックスできたようです。


■積極的に自分を売り込んで!
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声優として事務所に所属することは、あくまでスタートラインだと斎賀さんは言います。そこから自分を売り込んでいくのが本当の勝負。会場の中高生たちにも自分から行動することの大切さを訴えかけました。
「この業界では、自己アピールは非常に大切。"私は(僕は)引っ込み思案だから・・・"というのは言い訳にしかなりません。少なくとも今日ここに来ている時点で、皆さん引っ込み思案ではありませんよ。自分からちゃんと外に出て、その一歩を踏み出していますから。そのことをしっかり認識して、今日からは積極的に行動してみてください」

夢を抱いた中高生たちに熱いメッセージを送ってくれた斎賀さん。お忙しい中、本当にありがとうございました。

2009年 夏のアニカレ祭

title090730.jpg7月30日(木)、在校生、卒業生、そして高校生もが一体となって作り上げる夏の一大イベント「夏のアニカレ祭」がなかのZERO大ホールにて開催されました。当日は開場前から列ができるほどの大盛況!司会進行は声優学科卒業生のサヘル・ローズさんと、在校生代表の高木那実加さんが務めました。

■プロの声優ゲストが登場!会場を盛り上げたトークショー

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今年のアニカレ祭のゲストは・・・『仮面ライダー電王』モモタロス役などで有名な関俊彦さんと、『鋼の錬金術師FA』エドワード・エルリック役などで活躍中の朴璐美さん。お二人の登場に、スタート直後にもかかわらず会場は大盛り上がり。

「自分から動いていかないと何も身につかない。興味を持てることは何か、好きなことは何かなど、自分の気持ちを大切にしてほしい」というお二人からの熱いメッセージに、会場に集まった中高生たちの眼差しも真剣に。会場の学生たちに直接呼び掛けるなど、参加型の楽しいトークショーとなりました。


■学生たちのパワーも全開!

昨年に引き続き、今年もコミック学科の作品をアニメーション学科がコミックムービーに。切ないラブストーリーに、思わず涙が出そうになった方も多かったはず。声優学科の学生・卒業生による生アフレコは迫真の演技でした。ほかにも幅広いジャンルの作品展示や、昨年大好評だったFlashアニメ『君の詞』のアニメーション版予告の上映も行われました。

『高校生美術・イラストコンクール』では、全254作品の中から選ばれた3作品が発表され、そのクオリティの高さに一同驚くばかり。そして、2回目の開催となる『声優朗読コンクール』では、300名の中を勝ち抜いた6名の高校生により最終決戦が行われました。迷いのない声からは、それまでの練習量がにじみ出ているようでした。

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■心に響く歌のメッセージ。暮部拓哉さんのミニライブ

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素敵な歌声で会場を魅了したのは、グループ校キャットミュージックカレッジ専門学校の卒業生、暮部拓哉さん。NHK『みんなのうた』でオンエアされた『HANA』など、全3曲を披露していただきました。その澄んだ歌声は、会場全体が引き込まれてしまうほど。時間を忘れる素晴らしいライブでした。



大盛況に終わった夏のアニカレ祭。今年も多くの方々に足を運んでいただき、ありがとうございました。来年も更なる盛り上がるよう試行錯誤しながら、がんばっていきたいと思います。

ゲストトークショー 8/2(Sun)
■声優 名塚 佳織さん

090802_title.jpg8月2日(日)のゲストDAYに、声優・女優として活躍中の名塚佳織さんをお招きしました。名塚さんは『07-GHOST』(シスター・リーベル役)、『鋼の錬金術師FA』(マリア・ロス役)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』(ナナリー役)など、数々の話題作に出演されています。


■『07-GHOST』『鋼』の現場について

090802_01.jpg現在放映中の人気アニメ『07-GHOST』、『鋼の錬金術師FA』(以下、『鋼』)に出演されている名塚さん。『07-GHOST』では見る人を癒してくれる「萌えキャラ」、シスター・リーベルを、一方の『鋼』ではしっかり者の大人な女性、マリア・ロスを演じています。それぞれの現場で名塚さんが気をつけていることとは?

「『鋼』の現場は、役者陣の年齢幅が広くて楽しいですよ。同時に、人気作品の2作目とあってやはり緊張もします。私流の緊張のほぐし方は、相手の目を見て話すこと。自分の殻に閉じこもっていると緊張したまま時間が過ぎてしまいますからね。目を見て話すことで、その人とのコミュニケーションに早く慣れることができるんです」


「『07-GHOST』では、私を含め3人のシスターが登場します。シスター役はみんな声質が似ているので、どうやって個々の特徴を出すか3人で話し合いながらキャラクターを作り上げました。川澄綾子さん演じるシスター・アテナはリーダー役、能登麻美子さん演じるシスター・ロザリーは天然キャラ、そして私は2人の間に入るなだめ役、という感じです。キャラクターの立ち位置を区別し、全員が萌えキャラになれるようがんばっていますね(笑)」

■台詞を喋らずに伝える?

090802_03.jpg「外に出てさまざまな体験をするのが好き」と話す名塚さん。その行動力は役作りにも生かされていました。過去に『まかせてイルか!』(大地丙太郎監督作品)で名塚さんが演じたのは、手話で会話をする耳の不自由な女の子、"碧(あお)"。監督から「(碧は)喋れないんですが、喋ってください」と言われ、最初は意味が分からなかったそう。その意味を知るため、名塚さんは耳の聞こえない人たちが通う手芸教室へ。手話によるコミュニケーションとはどういうものなのか、体験するところから役作りを始めたそうです。
「実際にお会いしたら、皆さん話しかけてくれるんですよ。手話の分からない私に伝えようとして、声にならない音が出るんですね。監督の言っていたことはこれか!と思って、現場では碧ちゃんの台詞を言葉にならない『音』で表現しました。アニメ、舞台にかかわらず、役を理解するために実際の状況を体験しに行くことは多いです」


頭で考えるだけでなく、実際に体験することでその役への理解を深めていく。私たちが違和感なく作品を楽しめるのも、こうした声優の方々の深い理解があってこそ。貴重なお話に会場の中高生たちも聞き入っていました。


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最後に名塚さんと参加者の皆さんで集合写真を撮影してトークショーは終了しました。集合写真はハガキにして参加者全員にプレゼントします。名塚さん、貴重なお時間ありがとうございました!

特別授業 週刊少年マガジン 副編集長 三野正勝さん

magazin01.jpg7月11日(土)に週刊少年マガジン 副編集長の三野正勝さんにお越しいただき
特別講義を行ないました。

magazin02.jpg漫画家になる為には、どうすればよいのか?何が必要なのか?
という問いに対して、必要なのは『努力』『センス』『運』の3つが必要というお話をしてくださいました。

magazin04.jpg『努力』とは毎日絵を描く努力が必要で、とにかく1日も欠かさず毎日30分?1時間でもよいので絵を描いてくださいということでした。
展示してあった本校の50人のキャラクターを描く課題をお褒め下さり、1日1キャラクター、50日で50人のキャラクターを描けば絵も上達するしキャラクターの幅も広がり、作品を作る時にそこから今回はこのキャラクターを使おうなど考えられるのでぜひ実践してみてほしいということでした。

『センス』は出来るだけ様々なものを観たりして磨いてほしいとの事。
漫画や映画、ドラマを出来るだけたくさん観て、いいと思うものはどこが良くて面白いと思うのかを分析していくことが大切。

magazin05.jpgそして『運』は、ただの偶然で訪れるのではなく、努力しているものにだけ与えられるので、普段の努力を怠らないで下さいということでした。

そしていつか漫画家になり次代の週刊少年マガジンを支えてくださいと励ましの言葉をいただきました。

お忙しい中、貴重な時間ありがとうございました。

特別授業 声優:千々松幸子さん

01.jpg5月30日(土)に特別授業として「魔法使いサリー」カブ役、「ど根性ガエル」ピョン吉役、そして「ドラえもん」で初代のび太のママ役を演じられていた千々松幸子さんをお招きしました。














02.jpg●やりがいとはなにか?の問いに「アニメというのは声と絵で成り立っています。身振り手ぶりの演技は出来ないけれど、表現の仕方で景色は無限大です。私が想像した景色や、想いを込めた演技を読み取っていただけた時、私が想像した景色と同じ絵をイメージしてくれた人に出会えた時など、思いが届いたときはすごく嬉しいです。」と優しく教えるように話していただきました。










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●ドラえもんでのび太のママを演じていたときに場面をとても大事に考えていたという。「下の階からよくのび太を呼ぶシーンがあります。それが階段のすぐ下なのか、遠く離れたキッチンからなのかなど、まず距離感を考えます。そして、叱るために呼ぶのか、心配して呼ぶのかなど、それがどんな状況か、どんな場面なのかをすごく想像しました。もちろん母親ですから叱る時にも愛情を込めて叱るように注意しました。」と常に場面を想像しながら演じていたと教えてくれた千々松さんの話に、学生たちの目は真剣。



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現場のことや、自らの体験談などのお話に加え、学生たちの質問にも丁寧に答えてくださった千々松さん。貴重なお時間ありがとうございました!

特別授業 編集者:古林英明局次長

624_1.jpg6月12日(金)、特別授業に角川書店からの漫画関連全体を統括されているメディア局 局次長の古林英明様にお越しいただきました。この日はお話だけでなく、学生の作品まで見ていただきました。


624_2.jpg●学生時代にしておいたほうがいい事とは...。

「漫画家になるためにはもちろん絵を描くことは大事だけど、それよりも大事なことは、ストーリーを作れる"引き出し"を作っておくこと」
ほかにも、「自らが体験したものだけでなく、見たり聞いたりしたものを生かし、外(絵画、恋愛、映画、本)から色々なネタを見つける。担当編集がいたらそこからも盗め!」と漫画制作のネタはどこにでも転がっているとのこと。改めて学生たちも実感したことでしょう。





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イラストを描きたい人は、こちらも"引き出し"が大事。「色んなものを見て"引き出し"を作っておく。"引き出し"をいっぱい持っていると色合いが増す。出来れば時間があるうちに海外(ヨーロッパなど)に行って絵画を見ておいたほうがいい。そして今のうちに絵に自分なりの特徴を持て」と古林様。

そしてこれも学生たちには分かっているけど、耳の痛いお話。「行動こそが全て。持ち込みもしなければ何も始まらない。とりあえず持ち込むこと!下手でも勢いと想いでなんとかなる」と心強いお言葉もいただきました。


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624_6.jpg最後に学生たちの作品を見ていただき、「編集者は常に漫画家の卵を求めているから、どんどん持ち込みして!」と学生たちを励ましてらっしゃいました。

誰しも初めての持ち込みは心の準備が必要。今回の特別授業でのお言葉で学生たちは勇気付けられたと思います。貴重なお時間ありがとうございました!

ゲストトークショー 6/21(sun)
■声優 福山 潤さん

090621_title.jpg6月21日(日)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ役、『黒執事』グレル・サトクリフ役、『07-GHOST』ハクレン役など、声優として活躍中の福山潤さんをお招きし、ゲストトークショーが行われました。

「お足元の悪い中、皆さん今日はありがとうございます」。
ステージに現れた福山さんからは、開口一番やさしいお言葉が。この日は雨にもかかわらず、多くの中高生たちが福山さんのお話を聞こうと会場に集まりました。


■趣味の時間も仕事につながる

090621_guest01.jpg 『ルルーシュ』をはじめ、さまざまな人気作品に出演されている福山さん。仕事以外の時間は、どのように過ごされているのでしょうか。
「実は、仕事とまったく関係のない趣味がないんですよ。趣味のひとつである自転車は、体力作りも兼ねて行っています。声優の仕事ってとても体力が要るんです。でも、実際に体を動かしているわけじゃないから運動不足になる。不思議ですよね。自転車に乗りながら滑舌や台詞の練習をしていることもあります(笑)」




■キーワードは『〜だけ』

090621_guest02.jpg 「辛い壁に当たった時にはどうしますか?」という質問には、「何かをする時に『〜だけ』とつけるようにしています」とのこと。例えば、漢字のテストなら「漢字を覚えなければいけない」と思うのではなく、覚える「だけ」でいいという風に発想を転換させる。「やるべきことを細分化して、その行程に『だけ』とつけていきます。ひとつずつクリアしていく過程が分かりますし、達成できれば自信につながりますからね」と、分かりやすく説明してくださいました。

 最後に、会場に集まった中高生たちに「思いきり遊んでほしい」とメッセージ。
「遊びは何でも構いません。人と直接会って、同じ遊びに熱中するということが大切なんです。人と関わる、人と会話をするというのは楽しいことだ、と実感するには遊ぶのが一番いいと思います」と自らのエピソードを交え語ってくださいました。


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福山さんと参加者の皆さんとで集合写真を撮影してトークショーは終了しました。集合写真はハガキにして参加者全員にプレゼントします。福山さん、貴重なお時間ありがとうございました!

特別授業 声優:小原乃梨子さん

_01.jpg5月30日(土)に特別授業として「ドラえもん」野比のび太役、「未来少年コナン」コナン役、「アルプスの少女ハイジ」ペーター役、そして現在放送中の「ヤッターマン」ドロンジョ役でご活躍中の小原乃梨子さんをお招きしました。













_02.jpg●まだ人前で演技したりするのが恥ずかしいという学生のために小原さんは「とにかく叫べ!」と一言。演技の前に何か一言叫んだり、幼稚園児みたいに騒ぐなど、自分を解放することでリラックスでき、恥ずかしさを忘れられると教えてくださいました。



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●プロの声優とは何か。「まずは自分の声のトーンを覚えること。自分の声のトーンとは自分らしく話しているとき、つまり楽しく話している時の声。それを覚えること。そして普段から声を意識して、プライベートの時も仕事の時も声を一色(ひといろ)にする。そうすればベースが出来て、それより高めの声、低めの声など色々と見つけることが出来る。自分を知ってあげて。」と分かりやすく、それでいて理論的なお話に参加者の学生たちは真剣に聞き入っていました。

_05.jpg最後にまど・みちおさんの詩集「ぼくが ここに」の中の一節から「天と地とが」を朗読していただきました。苦しいことがあっても絶対に希望は生まれるというメッセージ性の強い詩で、夢に向かって頑張っている学生たちに重なるものがありました。貴重なお時間ありがとうございました!


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ゲストトークショー 4/18(Sat)
■声優 朴 ロ美さん(ロは王+路)

title.jpg4月18日(土)のゲストDAYに、『鋼の錬金術師FA』エドワード・エルリック役、『NANA』大崎ナナ役、『ウルトラヴァイオレット:コード044』044役、『ヒゲぴよ』ヒゲぴよ役、『レッドクリフ』尚香役 吹き替えなど、声優として活躍中の朴 璐美さんをお招きしました。役作りについて、そして勉強についてお話しいただくなど、会場を巻き込んでの楽しいトークショーとなりました。


■ 男性役を演じるコツとは!?

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朴さんは、『鋼の錬金術師FA』(以下、『鋼』)をはじめ男性役も数多く担当されています。在校生代表の高木さん(写真左、左側)から「男性役を演じる上で大切なこととは?」との質問に、「根底にあるのはそのキャラクターの"心"。たとえばエド(『鋼』の主人公)だったら、とても説得力のある声になると思うんです。それは彼が『誰にも文句は言わせないぞ』っていう意識を常に持っているから。男性役かどうかではなく、そのキャラクターの心情によって声の出し方は違ってくると思います」と朴さん。
演じるキャラクターを"理解"することが大切だと教えてくれました。

■勉強と遊びの大切さ

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「声を出す仕事では、身体が基本。日頃から身体を使うということは大切です。アニメを見たり、ゲームをすることも楽しいと思うけど、もっと身体を使った遊びもしてくださいね!たまにはジョギングをしてみるとか(笑)」と会場の学生たちにアドバイス。

「あとはね、勉強してください!絶対にしてほしいのは歴史。年号を覚えるとかではなくて、歴史を楽しんでほしい。アニメをはじめ、映画やお芝居にはさまざまな時代を舞台にしたものがあります。時代背景が分かっていると作品がすっと自分の中に落ちてきますよ」




guest0418.jpg朴さんと参加者の皆さんで集合写真を撮影してトークショーは終了しました。集合写真はハガキにして参加者全員にプレゼントします。朴さん、楽しい時間をありがとうございました!

今後もオープンカレッジ(体験授業)は頻繁に実施していきます。ホームページや案内の資料をよくチェックしてくださいね。体験授業は何度来てもOK!無料ですから、都合の良い日にちに参加してしっかり勉強して、業界の雰囲気に慣れておきましょう!

特別授業 福田己津央監督

title.jpg1月24日(土)の特別授業には、『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などで活躍されている福田己津央監督にお越しいただきました。『機動戦士ガンダムSEED』は、2004年東京国際アニメフェアにて、アニメーションオブザイヤーとテレビ部門の優秀作品賞を受賞。多くのファンを魅了した人気シリーズのひとつです。特別授業では、そんなヒット作を手がけた福田監督から「面白い作品」とはどういうものかなど、さまざまなお話しをしていただきました。


■感動は人を動かす力になる


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fukuda002.jpg作品をつくることは、感動をつくることだという言葉から特別授業は始まりました。福田監督は「今までにとても感動した、すごく好きだったという作品は何かある?」と学生に質問。「僕はね、子どものころに観た『ウルトラセブン』にとても感動したんです。いい作品と出会ったことで、その業界を目指したという人は少なくないと思う。感動する作品、本当に面白い作品には、人の生き方を変えるほどの力があるんです。すごいことだと思いませんか」
学生たちは、それぞれが昔観た作品を思い出しているようでした。福田監督も学生たちも、思い入れのある作品があるのは共通のようですね。









■キーワードは『共感』と『ドラマ』


fukuda003.jpg「面白いと言われる作品に必要な要素は2つ。『共感』と『ドラマ』です。キャラクターに感情移入し、共感してもらえなければドラマは生まれません」と福田監督。『機動戦士ガンダムSEED』(以下、『SEED』)で人気だった話のひとつである、アラスカ基地での戦闘シーン。戦闘シーンはほかにもある中で、どうしてそのシーンに人気が集まったのか。「ガンダムが戦うシーンはたくさんある。けれど、このシーンが人気なのは、そこにキャラクターの意志が見えるからだと思うんです。戦闘シーンの派手さや迫力だけではない、戦うことを決意し、意志をもって戦闘に臨むキラ(『SEED』の主人公)の姿に人は共感し、感動するんです」
『SEED』の名シーンを思い出し、うなずいている学生の姿も。さらに福田監督は「ドラマを描くということは、人間を描くということです。そのためには人間を知らないとダメ。人とコミュニケーションをとり、いろいろな経験をしてほしい」と学生たちに語りかけました。


■若い人たちにがんばってほしい

fukuda004.jpg業界で活躍するためには、言われたことをこなすのではなく、自分で目標をつくり努力することが大切。学校で学ぶことだけでは充分ではないのだと福田監督は言います。「常に自分自身に課題を設定し、努力し続けることが必要。自分を向上させるためにも、アニメに限らず映画や本など、幅広いジャンルの作品に触れてください。これから同じ業界で活躍してくれるであろう、皆さんの若い力に期待しています」と学生たちにエールを送りました。


時間ぎりぎりまで学生からの質問に答えてくださり、たくさんのアドバイスをくださいました。福田監督、お忙しい中ありがとうございました!